うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

今日のうたたねと、特養の月額利用料2万2千円も上がった…「あまりに負担重い」 なぜ今?と、【人と人との関係は、あとで見るように、愛憎が背中合わせで張り付いている。幼児はこの矛盾的様態を克服して大人になっていく。この矛盾はその後も持続する。】

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 午前中は2班に分かれて散歩しました。自分はのんびり班!

男子だけの班は沢山歩かれたそうです!

 

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 男子だけすろーの湯に行きました。寒かったですが暖房をつけ充分温めてからゆっくり湯船に浸かったらポッカポカ!

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 今日はたくちゃんの誕生会でした。みなさんそれぞれにお祝いされていました。
今日も賑やかな一日でした。

 

 社会化.....。今中心に読ませて頂いている樫村先生の本にもよく出てくる言葉ですが、時代の流れが、そこで(例えばマクドナルド化とか)止まってしまっていないでしょうか?20~30年前に出た本に書かれている状況が、現在もっともっと進んでいる気がします....。

 県立広島大の金子努教授(社会福祉)は「『介護の社会化』からの逆行が起きている」と述べる。家族が担うものという風潮が強かった介護を、社会全体で支えようとしたのが介護保険制度だった。「低所得者支援のカットにまで踏み込むのは『ここまできたか』という印象。介護保険制度の維持が目的になっており、このままでは格差が広がるばかり。税の負担の在り方を含め制度を議論し直す必要がある」と話している。 


 心理学化された社会ではもはや通用しなくなっていて、精神分析化まで行かないと現状を打破できないのでしょうか?

 

※コミュニケーション社会における文化の危機

 のように、生活の恒常性の喪失やアイデンティティの解体が、存在論的なレベルで問題となりながら、それに取り組むアカデミックな議論が少ない日本の現状において、二〇〇五年に筆者もインタビューで参加した『ネオリベ現代生活批判序説』(新評論)は、左翼的な批判の狭さを超えて、流動化の中での人間や文化の豊かさを人文社会科学的に問う、一つの試みだった。~

 

 〜ゥルーズが批判するように、制度や中間集団、文化が消失し、さまざまな事態を瞬時のコミュニケーションによって処理する「コミュニケーション社会」では、人々の交通を妨げている物理的・社会的障壁が消失して人々がダイレクトにつながるのではなく、人と人とを現実につなげている文化や社会的システムが排除され、むしろ人々は、逆に不信と敵対の関係に陥ってしまう。

 と人との関係は、あとで見るように、愛憎が背中合わせで張り付いている。幼児はこの矛盾的様態を克服して大人になっていく。この矛盾はその後も持続する。が、それを名指したり、鎮めたりする文化が、人々にこの困難な無意識的感情についての認識を与え、人々を支えていく。~