うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

カタツムリと、今日のうたたねと、NHK公式 「取材ノート」、はじめますと、【なぜなら他者への怖れは他者への欲望から来るのであり、そのことを知ることなしに本来的にこの怖れは克服できないからである。これに対し、セミナーでは、怖れを生んでいる自身の欲望そのものについては否認したまま、怖れのみを排除する。】

 

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 今日も湿度が高かったですね......。

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  今日はお天気が悪かったので、音楽を楽しんだり、ドライブしたりで、ゆっくりまったり過ごしました。

 なんか大きいものと小さい物の役割が変わってきたような感じが、肌感覚で分かるようになってきました(笑)。

 

 今日の講義はゲストさんがおられ、下記に少し関係のある方でしたので、少し前のですがアップさせて頂きました。でも何でもかんでもデジタルとかネットなんでしょうか?繰り返しますが、東京オリンピックのロゴ問題でもあったように、本当に創作に没頭していたら、ネットにあげる時間があれば、創作するでしょうね。ネットが社会の全てではないのに、ネットだけ見て物事を判断すると言うのは何か違う気がします。


 

  怖いほど核心に迫っていきますね!樫村先生を知っている方が身近におられるので、是非教えを請いたいです。そのためにももっと勉強しないといけませんね!

2 「他者征服」を支える転移共同体
  〜こで交流分析のエンプティーチェアー本来のやり方との比較を行い、特にセミナーにおけるこの実践の事後処理の相違においてその問題点を確認しておこう。

 来の交流分析のエンプティーチェアーの技法では、幼児関係に戻って体験されたことをもう一度大人になって解釈し直す契機がある。子どものとき恐かった親の今の見えかたとのちがを認知的に経験しその違いを知的に分析していく。

 こでは、被分析者はもう一度椅子を(子どもの椅子からアダルトの状態の椅子に)座り直して、そこでの経験を分析し直し、過去と現在の感情の相違そのものを分析対象とする。

 いうのも、解放経験を味わってもそれは単に一時的な経験に過ぎず、それだけではその抑圧をコントロールすることは不可能なばかりか、そのような経験は自我に不安を与え揺り戻しが必ず起こり、無意識によってすぐに打ち消されるものとなるからである。

 れゆえ過去の恐怖などについて徹底的に想起し両者の振り子をいったり来たりしながら、起こっていること自体を分析し認識していく必要がある。このような対象化は、他者への恐怖と他者依存、他者への敵意と愛が両価的に存在することを認識可能にするものである。この両価性の認識は重要である。

 ぜなら他者への怖れは他者への欲望から来るのであり、そのことを知ることなしに本来的にこの怖れは克服できないからである。これに対し、セミナーでは、怖れを生んでいる自身の欲望そのものについては否認したまま、怖れのみを排除する。