うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

視線を変えてと、「本職は内装業」「経験ゼロから独学」「制作期間は7年」――「狂気」の映画が世界で認められるまでと、【今度はここで、自分にとって最も重要であり恐れていた他者がやはり不安や怖れをもつ存在であることを想像により認識する。】

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 夜勤明けでしたが、お天気が良いので少し足を伸ばしました。少しですが(笑)。

 普段見慣れているものでも視線を変えたら、素敵になりますね。自分たちの支援のあり方も、支援者の視線によって変わります。それを良い方に持って行くのが、自分の仕事です。

  下記は本当に素晴らしい記事ですね!東京オリンピックのロゴ問題でも見たように、ネットで公開されている人間だけが、頑張っているのではなく、本当に現場に向き合っている人間は、発信すら忘れるくらいに没頭しているのかも知れませんね。見習いたいです!こういった本物を見ると、またもの作りをしたくなります!

 

 交流分析の本も読ませて頂きましたが、下記は本当に分かりやすく解説してくれています。現場では3大介助は当たり前ですが、自分たちは4大介助をさせて頂いています。4つ目は勿論メンタル部分です。その4つ目が1番大切なのに、案外出来ていない施設が多いですね。魔法なんてないので、日々、現場と本を睨みながら学習していくしかないですね。

 

4 他者の支えによって得られる「他者の征服」信仰
 1 「理想的な自己」への他者の回収
 〜ず第一点から見てみよう。転移対象を自己に変更することは、交流分析のエンプティーチェアという技法を使い、幼児期に自分にとって重要だった他者に想像的になってみるという実践を通じ、倒錯的に構成される。

 常、交流分析では、空の椅子(エンプティーチェア)を前に、そこに相手がいることを想像し、その相手に向かって語りかける実践を行うが、セミナーでは空の椅子にいる想像の自分に向かい、自分は相手の方になって見る。

 でにそれまでのエンカウンターなどを経由した実践で、成員は、自己の構えは相手への怖れによる防衛であることを学習し、また他者が同じようにその怖れを表明しているのを見ている。

 度はここで、自分にとって最も重要であり恐れていた他者がやはり不安や怖れをもつ存在であることを想像により認識する。

 れは、自己を強く規定していた、重要な他者がもっていた弱さを感じることで、自己の原型的な他者依存の幻想性を認識することであり、それ自体は心理療法の方法である。