うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

精神分析と自閉症と、世界最高齢の総務部員は90歳 エクセル駆使「私に定年はない」と、アタリの警鐘「コロナ危機がいずれ収束するというのは幻想だ」と、【小説の読者はみずからの身体を忘れ、物語世界に没入してある登場人物の味方をしたり、喜んだり、悔しがったりする。「彼はもはや自分自身ではなく、外的な諸力から分離された一つの脳髄にすぎないのである」(ibid .)。】

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 現在読ませている本ですが、フロイトの心理学草稿に焦点が当てられていて、凄く考えさせられています。次に引用させて頂く予定です。

マルクスの研究ノートが見直されているのもあながち間違いではないと思ってしまうような内容です。この著者だけが心理学草稿に焦点を当てているわけではないのですが、初学者には発見が沢山ありました。
 

  下記は凄いと言えば凄いのですが、個人的には年齢は関係ないと思っていますので、当たり前と言えば当たり前です。日本の政治家は年寄りばかりだ!と言われる方が多いですが、年齢ではなくて、1番大事なものは、生き方ですよね?

 

  下記のジャック・アタリ氏の指摘は本当にそうだと思います。今日も会議がありましたが、楽天的な人が多いのには閉口しました。それに自分の欲しい言葉だけ拾いい集めて、誰それがこういったから、ああいったから自分もとか........。文化は水の波紋のように、都から地方に広がっていくと言ったのは、柳田先生でしたでしょうか?不況も不確実性も、感染拡大も都から地方へ来ないのか?と、自分は憶病なので毎日戦々恐々としています.....。ナチスユダヤ人収容所の方々も、楽観的な人ほど寿命が短かったと言っていたのは誰でしたでしょうか?

コロナ危機の次は世界経済が崩壊する

 世界各国では、国の支援策が公的債務を急増させている。この政策は将来に負担を課すことになる。経済の崩壊を防ぐために、民間銀行とこれを支える中央銀行が無制限に信用供与している。経済がグローバル化して以来、この異次元の政策を真っ先に導入した国はご存じのように日本だ。つまり、今回の危機により、世界の「日本化」が始まったのである。だが、この政策により、将来世代や社会的弱者にしわ寄せが生じる恐れがある。

 また、自動車、航空機、工作機械、ファッション、化学、プラスチック、化石燃料、ぜいたく品、観光などを中核とする現在の経済モデルは持続的でない。問題を先送りにしながら経済をまかなうには、政府と中央銀行は拠出を増やし続けなければならない。公的債務は毎年増加し、最も信頼のある中央銀行であっても、最終的には行き詰まる。

国民の命を大切にせず、環境に配慮しないこのような経済モデルでは、人々は孤立し、精神障害、暴力、飢餓、そして思わぬ病気が多発するだろう。このままでは、いずれ未曽有の金融危機が発生する。零細企業から大企業へと順に苦境に陥るが、国の支援はいずれ限界に達する。

 下記を読んでいて、リズミカルな小説ってなかったのだろうか?と、ふと思いました。詩は小説になるか?リズミカルな小説などで検索してみたら色々出てきましたので、機会があれば見てみたいですね!自分は絵と工芸の間を目指して作品を作っています。

 らためて強調しておけば、本論にとってとりわけ住なのは、「再現の対象としての現実」から「私たち自身という現実」への転向が、身体の発見に通じるということである。

 ァレリーによれば、ヴァレリーの理想とする詩と散文のあいだには、その読者のあいだに「容易に観察される身体的特徴」(EI,1374)の差異が見出されるという。

 ず、小説の読者について。小説の読者は「想像的生のうちに没入して」おり、「彼はただ精神のうちのみに在り、動き、行動し、悩む」(ibid .)。そのあいだ、「彼の身体はもはや存在しない」(ibid .)。

 説の読者はみずからの身体を忘れ、物語世界に没入してある登場人物の味方をしたり、喜んだり、悔しがったりする。「彼はもはや自分自身ではなく、外的な諸力から分離された一つの脳髄にすぎないのである」(ibid .)。