昨日のうたたねと、周庭氏ら収監、世界が身を案じる香港の3人の若者と、【つまり、患者は自分に復讐しようとしている人物を喜ばせ、コントロールし、制圧しようとしていたのであり、部分的には、犠牲を強いられる側の役割を逆転させることによって自分の罪業感を鎮めると同時に、分析医の方が罪業感を味わうように仕向けていたのである。】
お昼は屋外でのアクティビティで、心地よい汗をかきました!
夜は皆さん楽しそうに。ソーシャルディスタンスを保ちつつ?触れ合っておられました。換気は行いながら、暖房を入れています。
全く国連は動きませんね!国連に大枚を叩く意味が分かりません......。
下記は現場でも大事なことですね。転移・逆転移の仕組みを丁寧に描写してくれていますね。
〜このように、分析医は自分のひとつひとつの逆転移感情から、患者がどのような転移状況にあるのかを推測していくことができる。
たとえば、患者の健康を悪化させたのではないかという分析医の恐れを通じて次のような患者の欲求をしることができる。
つまり、患者は自分に復讐しようとしている人物を喜ばせ、コントロールし、制圧しようとしていたのであり、部分的には、犠牲を強いられる側の役割を逆転させることによって自分の罪業感を鎮めると同時に、分析医の方が罪業感を味わうように仕向けていたのである。
さらに、患者の旅行に対する分析医の苛立ちを通じて、支配的でサディスティックな対象から患者が自由になりたがっていることや、このような心の動きから生じてくる患者の罪業感や、さらには分析医から復讐されるという患者の恐れなども理解できたのである。
また、患者が征服感を味わったということから分析医は、自分が欲求挫折を味わせる対象でありながら、患者にとって不可欠の対象でもあることを知り、このように分析医に依存しているために患者は不安や抑うつを味わわざるを得なかったのだということにも気づいたのである。
このようにして、これらの転移状況のひとつひとつが分析医に、患者の対象イマーゴーーすなわち、転移状況を決定づける空想上のあるいは現実の逆転移状況ーーを教えてくれたのである。〜