うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

相模原へと、【自我の発達や自我の対象との関係の変化はゆっくりしたものである。】

 

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 今日は、私用で相模原まで行ってきました。思ったよりも早すぎたので途中、近くの中井SAで、本を読みました。ファミマに最近行けなくて、本があまり進まなくなっていましたので、その分も読ませて頂きました。

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 まだ、相模原に行った訳を言えませんが、10日になれば良いニュースになるか?ダメな(笑)?ニュースになるか?発表させていただきます。

言語障害が少しあるので、人前で話すときには、あらかじめ話さないといけないであろうことを予測して、フリップを作って行きますが、今回は色々作らせて頂きましたが、これと『介護離職』と書いたものだけしか使うことが出来ませんでした。

 自虐的ですが、個人的には真剣かも........。でもそこは大阪人(笑)、笑いに持っていってしまいます。

 

 ちょっとだけご一緒させて頂いた女性に、お近くですか?と聞いたら、近くですとのことで、新型コロナウイルスのことを聞いてみたら、区が違うので分からないですが、あまりマスクをしていないことにびっくりされていました。日本語が堪能なので、地元の方と思っていたら、中国の方とのことで、親類の話を聞いていると、20万人くらいは罹患しているのではないか?とのことでした。まあ、国が大きすぎて、把握するのも時間がかかるのでしょうか?でも、皆さんマスクをあまりされていないのでびっくりしました。その方は、同じサージカルマスクでも、プラスティックにエンボス加工したような、上等なマスクでした。どこでそんないいマスクをと教えて頂きたかったですが、聞けませんでした。

 

 

 

 今回は、昨日あった出来事に近いスィーガルからの引用です。

全ての事例に当てはまるわけではないと、偉そうにも思ってしまいますが、昨日の事例だと(その方の今までの経過を見せて頂いた上で)、ゆっくり見えるようで、それに近づくと、一気に変化するようにも思われます。『抑うつ態勢に到達したとか対象関係の主な特徴は対象が全体対象と感じられることである。』は、自分が経験した事例では、本当にそう思います。妄想ー分裂ポジションの時には、シングルフォーカスですが、抑うつポジションに入ることが出来ると、他の事や人のことも見えるので、反省的な態度が出てくるんだと、いつも思います。自分のことを考えてもそう思います。

 昨日も同じことを書きましたが、やっぱりこれをワークスルーするしかなく、また同じ状態になったときには、また、ワークスルーしていき、一段ずつお互いが上がっていくしかありません。魔法なんてありません。絵画も音楽も、昔の方のほうが、森羅万象を繊細に感じてそれを表現しているように思うのは自分だけでしょうか?

 〜我の発達や自我の対象との関係の変化はゆっくりしたものである。

  私が類象徴と呼んでいる早期の象徴群が抑うつ態勢の間に完全な象徴となっていく変化もまたゆるやかである。

 こでは私は妄想−分裂態勢での自我の関係性と、抑うつ態勢での自我の関係性との間にはっきりとした区分をつけたし、同様に、類象徴と抑うつ態勢の間やその後につくりあげられる象徴との間の区分をつけたが、それらはわかりやすさのためにそうしている。
 うつ態勢に到達したとか対象関係の主な特徴は対象が全体対象と感じられることである。

  このことと関連して、自我と対象とが分かれていて別のものであることが充分に意識される。同時に、対象はまとまったひとつのものと認知されるので、アンビバレンスが充分に体験される。

 の時期の自我はそのアンビバレンスに苦闘している。対象との関係は、罪業感、喪失の恐れまたは喪失と悲哀の実際の体験、対象を再創造しようとする渇望によって特徴づけられる。

  れと同時に、対象を修復し、再創造しようとすることや対象を内部に保持しようとすることへの渇望に伴って、投影よりもとり入れの過程が際立ったものになってくる。