うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

今日と昨日の日中と、【これからの技術は、機械システムであるより、経済や社会を含みこんだ生命システムのようなものへと変わってゆくのではないか。】

f:id:ka-gu:20200120205348j:plainf:id:ka-gu:20200120205411j:plain

 今日は、やっと日中の事業所さんのインフルエンザが下火になったので、皆さん出勤できました!日中はone on oneで、ゆっくり、暖かいうたたねのリビングで、音楽で過ごさせていただきました。

 

f:id:ka-gu:20200120205642j:plain

 そういえば、昨日はたくちゃんが、お手伝いをされていました。

 

f:id:ka-gu:20200120205705j:plain

 おっちゃんのギターの弾き方の癖をうまく掴んでおられる方もおられ、びっくりしました!が、おっちゃんは自己流なので、マネしないほうがいいかも?です。

f:id:ka-gu:20200120210031j:plainf:id:ka-gu:20200120210010j:plain

 みかんを2箱頂いたので、昨日は皆さんと一緒にいただきました。毎日食べないと、暖冬なので腐りそうですね......。

 

 

 

 今回も、親分の恩師である羽生先生の本からの引用です。こんなに洞察力のある先生から親分は、何も得ることなく京都から去ったと思うと、なんともったいないことをしたのか?と、痛切に思います。

 岡倉天心先生は、しつこいですが(笑)、生活そのものがアート(技)だと言っていました。生活の大部分を支えているのが女性だと思うと、女性のほうが、アート感覚に満ちていても不思議はないですね!

 

 〜男性が組織を作って、設計図を描いて大量生産をする、それが近代でした。

 人間は部品が一つ欠けると動かなくってしまう機械とは違います。右手が使えないときは、左手で何とか家事をこなす、大事な人を亡くしても、心に生きて助けてくれる、そう信じ今日をまわす。そんなふうに考える。それは、血管を柔らかにしておくこと同様に肝要なこと。
 現代のITもAIも男の生産システム。と書いて、生活の言葉だけでなく機械の言語にも長けた女性の多い事実に気づきます。

 これからの技術は、機械システムであるより、経済や社会を含みこんだ生命システムのようなものへと変わってゆくのではないか。

 身体のなかに月の廻り、天体の動きを取り込み頭上と足下の天と地を感じ取っている女性のリズムに感応するような。
 制度が要求してきたジェンダー以外、女と男にそんなに違いがあるわけではない。

 男女を分ける線は溶解しつつあると思う一方で、どんどん自然から離れてゆく技術環境のなかで、自然である女性の体が悲鳴を上げているようです。