うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

クリスマスの飾りと、【過剰な刺激というこのプロセスが「知性の識別力を鈍らせ」、「それを野蛮に等しい無関心の状態へと追いやる」】

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 浜松の水島さんから、素敵な画像が送られてきました!

もうすぐ12月!今年も大した事出来なかったので、消化不良の一年でした......。

 来年は、1月から自分の、小さいながらの展示会が生まれ故郷であるので、それをきかっけに何かが動き出せばいいなと、今はまだ、ただ漠然と考えているだけです。

 月末に大阪で打ち合わせがあります。

 

 下記はソンタグで、少しだけ続けさせて頂きます。

内容、やはりタイムリーですね。1800年と言う事を忘れさせる文章です。しばらくこの節が続きますが、テクノロジーの進歩は目覚ましいけれども、それは外側だけのもので、内側は何も変わっていないんだとも思いました。もっと書きたいことがありますが、ソンタグが続くので、徐々に書かせて頂きます。

 

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  現代生活はわれわれを堕落させるような、またわれわれが徐々に慣れてゆくような、諸々の恐怖の定期的摂取から成り立っているという主張は、現代性にたいする批判の礎石とも言うべき思想である。

  その批判はほど現代の開始とともに始まった。一八〇〇年にワーズワースは『叙情小曲集』への序文で、感受性の堕落を非難している。

  それを引き起こすのは、「日々起きている国家的な大事件、増大する都会への人口の集中である。都会では彼らの職業の単調さが異常な出来事への渇望を生み、その渇望はすばやく伝えられる情報によって時々刻々満たされている」。

  過剰な刺激というこのプロセスが「知性の識別力を鈍らせ」、「それを野蛮に等しい無関心の状態へと追いやる」。