うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

秋学期開始と、JR東海1日400人一時帰休と、中村哲さん アフガニスタンを照らすと、【我々はシャーマンなき時代を生きている。】

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 今日から秋学期が再開されました!

いきなり難しいソーシャル・イノベーション論.......。システム図にTOC.......。難しすぎますね.......。

 

 

   下記のようなニュースは、本当に堪えますね.........。毎日できる限りのことをやらせて頂いているつもりですが、この状況下では、どんなに頑張っても出来ないことが多すぎて、自分が情けなくなります.......。秋学期も始まったので、それでも粘り強く、生き抜いて皆さんを守りたいと思います!

 

 JR東海は、新型コロナウイルスの影響で鉄道の利用者が大幅に減少し、業務量が減っていることなどから1月25日から1日あたり400人規模の従業員を一時的に休ませる「一時帰休」を実施すると発表しました。
JR東海一時帰休を実施するのは初めてです。

 発表によりますと、「一時帰休」の対象は、新幹線や在来線の駅員に加えて新幹線の乗務員や車両の点検をする従業員など約9500人で、1月25日から2月28日まで1日あたり400人規模で実施します。
JR東海は、新型コロナウイルスの感染拡大で、鉄道の利用者が大幅に減少し、業務量が減っていることに加え、従業員の感染を防ぐため、実施を決めたとしています。
 JR東海一時帰休を実施するのは初めてで、一時帰休をした従業員の給料は減額せずに支払うということです。
JR東海は、緊急事態宣言の発出を受けて1月18日から2月末までの間、東海道新幹線の臨時列車を運休し、全体の運行本数を1割程度、減らすことを決めています。

 

 中村哲さんは、コロナではないですが、非常に過酷な中で頑張っておられたと思うと、自分なんかちっぽけなことでくよくよしたり、後悔したりで、小さすぎます.......。

アフガニスタンではずっと40年間戦争が続いておりますが、いまは戦争をしている暇はないと思っています。敵も味方も一緒になって、国土を回復する時期にあると思います」

これは、戦闘やテロが続くアフガニスタンで長年、人道支援と復興に取り組んだ医師の中村哲さんが生前、私たちのインタビューに残したことばです。中村さんが亡くなって1年余り。アフガニスタンではいま、その遺志を受け継ぎ、さまざまな活動を始めた人たちがいます。
イスラマバード支局長・山香道隆)

 

 

 下記は、本当にそう思ってしまいますね.....。やはり今は、キーツのネガティブケイパビリティで乗り切るしかないですね。
 〜家の五木寛之は、「『見えない不安』に『心の抗体』を」(「文藝春秋」ニ〇ニ〇年十月号)と題するエッセイで、「目に見えない」コロナが私たちの心を徐々にむしばんで、世界中を不気味な不安に陥れている中で、私たちの精神にも「心の抗体」が必要ではないかと訴えている。

 然災害や疫病が頻発し、内乱が後を絶たなかった十三世紀の日本に法然親鸞日蓮道元が出たように、危機の時代には救世主や英雄が出現するはずである。

 ころが、現代には精神の水先案内人が現れる気配がない(前掲書、二ニ六頁)。我々はシャーマンなき時代を生きている。

 木は、「この感染症はおそらく、闘ってもすぐには終わらず、ダラダラと続くでしょう。心がしおれて来た時に、コロナ鬱というような『心の病』に悩まされる人も出てきてしまうでしょう」(前掲書、ニ三一頁)と、コロナが私たちの精神の深い部分に及ぼすであろう影響についての見通しを語っている。

 の上で、「究極のマイナス思考」から始めてみるしかないのではないか、コロナが完全になくなってしまう期待などせずに最底辺の絶望から歩き出してみてはどうかと勧めている(前掲書、二三一頁)。

 

 〜木は、人間の力が到底及ばない、制御できない大きな目に見えない力に逆らわず歩いていくかを、私たちが取るべき態度として説いている。

 の態度は、断片化してしまった個を解体して、気の流れに乗せて全体性に加わらせ、その目に見えない力の動きに合わせようとするカリスマのシーマニズムに似ているように思える。どちらも、制御できない生の全体性をしっかりと捉えているからである。