うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

秋の空と、国保保険料、上限引き上げへ=高所得者の負担増-厚労省と、【「……何を病気とし誰を病人とし、何を以て治療とし治癒とし、治療者ー患者関係とはどういうものであるか。患者に対して周囲の一般人はどういう態度をとれば是とされ、どういう態度をとれば非とされるか。……】

 

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すっかり、秋らしくなりましたね!空が毎日きれいです!大きなアンテナの足場が、ほぼアンテナを覆いました。

 

 明日は、職員一同、施設見学で出張なので、自分は留守を守らせて頂き、料理も作らせて頂きます。こまごましたものは面倒なので(笑)、すき焼きにしました!夜勤なので、早めに入ってすき焼きを作ります!

 

  帰宅して、ネットのニュースを見ていたり、テレビのニュースを見ていたら、下記や介護保険のことをやっていましたが、何のために消費税を上げたのか?いつもなんやかんやと上げてから、追い打ちをかけるようなことをしていないでしょうか?なんかだまされたような気分になるのは、自分だけでしょうか?くだらない美術展に何億円もつかうのなら、医療や福祉に使って下さいね!

 

 

 

 クラインマンの続きですが、ここにきて、自分を臨床心理学の本に向き合わせてくれた、中井久夫先生に出会うなんて、縁って不思議ですね!それもクラインマンと中井先生の言っていることが似ていると来たら、なんか1周回ってきたような感じにもなりました。

 お金を払ってでも受けたい支援と言うのは、下記のようなことも当然のように頭の中になければいけないとも思いました。

 

「ヘルスケア・システム」とは「治療文化」のことであるーー中井久夫『治療文化論』への架橋

  ~一方、中井の「治療文化」は、以下のように定義されるものである。


 「三つの症候群〔普遍ー文化依存ー個人症候群〕とそれにかかわる治療的アプローチと、それらを荷う人間的因子すなわち(広義の)患者と(広義の)治療者をはじめとする関与者とこれらをすべて包含する一つの下位文化(p.114)である。」
 それを「治療文化」と呼び、そのまた下位文化として精神医学的治療文化があるとする全体性を備えているものである。具体的には以下のような内容になる。
 「……何を病気とし誰を病人とし、何を以て治療とし治癒とし、治療者ー患者関係とはどういうものであるか。患者に対して周囲の一般人はどういう態度をとれば是とされ、どういう態度をとれば非とされるか。その社会の中で患者はどういう位置をあたえられるか。患者あるいは病いの文化的ひいては宇宙論的意味はどのようにあたえられるか。あるいは治療はどこで行われるべきで、それを治療施設というならば、治療施設はどうあるべきで、どうあるべきではないか、などの束である」。これらが混合してひとつの「治療文化」ができあがる、というのである。