うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

河童大会優勝者発表(笑)と、【患者が防衛を手放そうとする時に現れる不安を観察することで、私たちは、なぜ彼が防衛に頼るのかを理解することができる。】

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 河童大会の優勝者の写真です(笑)。あまり公に出来ないので、モノクロにしました。気になされずに(笑)、今度はツチノコさんを探して下さいね!

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 今日は、ホームの方だけではなく、ショートさん方も、洗濯を積極的にたたんでくれ、助かりました!今日も一日笑顔ですんだこと、皆様に感謝です!

 

 

 

 何か前後したところもありますが、本格的にシュタイナーに入ります。

この本も、無知な人間には、衝撃的でもあり、非常に勉強にもなりました。

 下記は、佐々木正美先生の、行動障害は二次障がいで、周囲の環境が悪いと(本人にとって)行動障害に出て来ると、もうずいぶん前に聞いたことを思いださせてくれました。防衛の数を増やさない事、既に色々な場所で生き辛さを感じて、防衛を組織化されているのを、逆に一つずつ取り除いていければいいなとか、それが叶わないのなら、別の道を作ることをかんがえて行くのが自分たちの仕事のようにも思います。

 

見ることと 見られること
「こころの退避」から「恥」の精神分析
ジョン・シュタイナー著
衣笠隆幸・監訳
浅田義孝・訳

序章
 患者が防衛の提供する保護を失うことを恐れ、不安と苦痛に向き合う新しい生き方を信じられない場合、患者はもう必要でない防衛を利用し続け、これによって分析の進展が損なわれることが多い。患者が防衛を手放そうとする時に現れる不安を観察することで、私たちは、なぜ彼が防衛に頼るのかを理解することができる。しかし、いくつかの防衛が組織化され、まとめあげられた構造をかたちづくると、防衛はきわめて執拗に保たれ、変化することが難しくなる。この特性を理解することもまた等しく重要である。