うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

アトリエ・カーグとバンドクラブと、【このようにして彼の生活史の要素が展開していくと、ある程度それらが関連し合うようになって、一部は再構築可能になる。】

 

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 今日の画題は、アンティチョーク等の花でした。男性職員さんからの珍しい花の提供もあり、沢山の花が会場を埋めてくれました!

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 直樹君は、先月の続きです!そういえば、先月に令和になったばかりでしたね!もう皆さん令和に慣れてしまい(笑)、違和感が全くなくなっています。

 

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 まさくんは、沢山の花に囲まれても(笑)、マイペースでした。左側の感じが良かったので、除けて置いたら、その直後に全く別な物になっていました(笑)。これでも十分素敵でしたが、彼には納得がいかなかったのですね!

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 さすがのおかもっちゃん!実物はもっと迫力があります!

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 4年振り!の、はるなさんは、身長だけではなく、感性もきちんと成長されていました!素敵な作品に仕上がりました。どこかで習ったのか?と思って聞いてみたら、アトリエ・カーグでと!アトリエ・カーグでは、指導はさせて頂いていませんので、やはりきちんと成長されたのですね!

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 何か、カーグの最後は河童大会?になっていました.......。

 

 

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 ちかちゃんのハープが良くなっていたので、ギターは抑えて弾きました。続ければ少しずつ何かが見えて来ますね!いのうえっちの歌も凄く耳に入って来ていました。ゆうちゃんは、歌が上手い!来月からはボーカルで参加になりました!

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 しかし、今回はレディースデイ的な感じで、皆さんドラムが初めてなのに、しっかりビートをキープしていたり、迫力があったり、

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まあちゃんは、キックもきちんと確かめてから叩いていましたし、

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 はるなさんは、エイトビートぽく叩けていたり、ギターを弾きたいとのことで、弾いていただくついでに、スライドを試して頂くと、感じが良くって、おっさんは穴があったら.......的になりました(笑)。

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 ちかちゃんまできたら、もう男子は出る幕がなくなってしまいました!いつの間にか皆さんミュージシャンでした!

 

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 やはり、バンドクラブで、存在感が一番なのは、りえさんですね!今日も、先日のステージばりに体全体でリズムを表現されていました!どこからそのパワーは来るのか?不思議ですね。

 

 

 カーグのある日は、機材などが沢山あるので早めに駐車しに行きますので、向いのマックで休憩がてら、本を読みます。やっとオグデンを1/4読み終えたところですが、下記の周辺の所を読ませて頂いているので、より深く理解が(自分の基準ですので浅いかもですw)出来ている気がしました。下記は、シュタイナーからです。

 現場でも、コンテインできない母親を演じる様では、本当の意味での安心・安全感は感じて頂けないと思われます。寄り添うことと、受動的になるということは全く別なのに、油断していると、楽なので受容と称して(笑)、受動的になっている光景を内外で見る事は少なくはありません。転移・逆転移を上手く利用できれば、相手と自分の間で行われていることが分かり、それに沿っていければ、きちんとした支援が出来るように思っています。ウィニコットのいう、ほど良い母親(良い部分と悪い部分の割合がよいと、自分は解釈させて頂いています)的な感じになれたらとも、思っています。

 

 ~私はここで、安心感させられ注意深く扱われるように感じている私の逆転移を通して知ることのできる母親の複雑な人物像を構成することになるさまざまな要素を明らかにしようとは思わない。私がここで言及しているさまざまな要素とは、母親の実際の病気と人格という要素であり、子どもである患者が、自分自身の不安に対する恐怖を母親に投影したことに由来している。それはすなわち、多くの不安をコンテインすることのできない人物としての母親との同一化であるし、怒りや批判をすぐに引っ込めたことからわかるように、自分自身の衝動の強さと危険に対する恐怖であるし、すぐさま私を安心させ、慰める彼の態度に見られるように、未熟で偽りの修復によって対処されている罪悪感に対する恐怖である。この後にはしばしば、優越感とひとりよがりという彼の性格の印象的な部分が続く。私についての患者の期待が実演される中に、これらの要素の多くが作用しているのを見ることができるし、彼が無意識のうちに私だと信じている人物として、この私を扱うのを見てもそれがわかる。このようにして彼の生活史の要素が展開していくと、ある程度それらが関連し合うようになって、一部は再構築可能になる。