うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

今日のうたたねと、堺屋太一さん記者に託した日本人への伝言「“低欲社会”に必要なのは楽しい国造り」と、【その場合、解釈が誤った水準で行われて、患者に到達しないだけでなく、患者は分析家を誘導した活動に関して迫害されたり、興奮させられたり、全くの絶望感を感じたりするのである。】

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  今日は、事務仕事と遅番でしたが、会議等で職員が出たり入ったりで、延長してくれた職員さんと日中の支援をさせて頂きました。自分も出たり入ったりでしたが、かおちゃんと散歩ついでに、本屋さんに行きました。

 最近、欲しい本が本屋さんに(近くの)ないので、アマゾンや楽天などで購入していますが、たまには本屋さんに行くのも良いですね!色んな情報が目に入ってくるので、二人で視覚的にも楽しみました!

 

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 夜は、一転して(笑)、いつもの如く、ライブハウスうたたねになりました!

少しだるくても、現場に入らせて頂くと、皆さんからパワーを頂けます!

 

 

 

 

  下記は、一昨日の夜勤時に見たもう一つの方の物です。下記の赤字を読ませて頂くと、こちらも読みたくなりませんか(笑)?

 遊びの(遊び心の)大事さを、自分の周囲を見ても理解して頂けないように思います。岡倉天心先生は、生活(生きる事)を、アートと言っていますし、遊び心のないやつなんかと言いながら、その遊び心というのを一番知らない方たちがそう言っているように思われます。中井久夫先生が書かれていました。二宮尊徳先生は、勤勉にだけしか見られていないが、遊ぶときには遊び、仕事をする時には仕事をきちんと切り分けて楽しんでいたと。楽しめるという感覚が生まれるには、余裕と教養(それに応じた。別に音楽が好きならそのスキルや理論等)が必要ですね。そうでないと少し先のことで精いっぱいだった、自分の子どもの頃の貧困家庭の中に置いては、そんなこと考えている余裕がないし、一つのことに奥深く入れるような余裕もないので、教養が身につきません。本当は周囲の大人たちがそういう方向に持って行ってあげるのが筋なのかも知れませんが........。

 

「日本に欠けているのは、楽しい国造りです。楽しい国は、多様性と意外性がある。安全で清潔な国なのにそれが欠けている。欲がない、夢もない、やる気がない、低欲社会ですよ。日本の人口は減少する。楽しい日本をどうするか。これを考えるしかない。日本を楽しい社会にするべきです」 

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 下記は、前回の続きですが、短く・的確に表現されています。現場でも全く同じだと思われます。防衛組織なんていうと、またまた、出た出たって言われますが(笑)、障がいをお持ちの方々もそれぞれの生活史の中で、自分達と同じように防衛組織を作っておられますし、逆に強固な防衛組織がなければ、余計にしんどくなるのでは?と思われます。そこが分かれば逆にきちんとした支援が生まれるのですが。

 

 

 ~ジョセフは、複雑な防衛組織が転移の中でどのように実演されているかを分析家が理解し始めない限り、彼は患者の素材を「果てしなく、いたずらに」解釈するはめに陥ることになるだろう、と主張している。その場合、解釈が誤った水準で行われて、患者に到達しないだけでなく、患者は分析家を誘導した活動に関して迫害されたり、興奮させられたり、全くの絶望感を感じたりするのである。