うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

帰ったらおはぎがありました!と、【Bowlbyの概念によれば、愛着とは、種や個々の二者関係における進化の1つと見通しであるとともに、母親に関する乳児の側の作業モデルという、乳児の主観的体験の見通しでもあります。】


 今日は、早番と遅番の中抜け勤務でした。
朝は掃除洗濯布団の準備と、皆さんの送り出しをしてから、事務仕事で少しギターを弾いてたら、直ぐに遅番の時間になり、慌てて行きました(笑)。
 夜はまりちゃんの、ツイストタイムで、ブギやシャッフルのリフを弾いてました(笑)。
夜勤者によって、皆さんの在り方が違うので、それを見させて頂くのも楽しみの一つです。


 帰宅したらおはぎがあり、お薄を点てて頂きました!






 本は、早番6時入りでしたが、5時からうたたね横のファミマで本を読んでから、現場に入りました。後15ページくらいです。
第7章と第8章は、本当に核心をついています。それが終われば、理論編が終わり、臨床編の本に入ります。こちらは薄いので(笑)、早く読めそうですね!



 愛着障がいって、簡単に説明している方がいますが、下記を読んでいると、唸ってしまいました。
明日も早いので、早く寝ます(笑)。






臨床的なオリエンテーションをもつ発達論者の展望
 愛着理論は精神分析とエソロジー(動物行動学)にその起源をもち(Bowlby 1969,1973,1980)、発達心理学の方法と展望をも包括して発達してきましたから(Ainsworth and Witting)169;Ainsworth et al.1978、さまざまなレベルにおける現象を包含しています。したがって愛着とは、乳児の一連の行動であり、動機づけシステムであり、母子関係、理論構築、そして、“作業モデル”の形をとる、乳児の主観的体験の組み合わせです。 同じ愛着でも、それを維持するための行動パターンが年齢によって変わるものは、順々に起こってくる発達段階として容易に理解できますが、それとは違い、母親−乳児の関係性の質といった別のレベルで愛着をとらえるとすれば、それは一生涯の問題です(Sroufe and Waters 1977;Sroufe 1979;Hinde 1982;Bretherton and Waters,in press)。
 Bowlbyの概念によれば、愛着とは、種や個々の二者関係における進化の1つと見通しであるとともに、母親に関する乳児の側の作業モデルという、乳児の主観的体験の見通しでもあります。多分、学問的心理学に根差しているためでしょう。ほとんどの愛着論者は、このBowlbyに概念のうち、主観的体験の見通しという部分になかなか目を向けることができませんでした。やっと最近になって、乳児の心のなかにおける母親に関する作業モデルというBowlbyの概念が、研究者の間で再認識されるようになりました。現在、何人かの研究者(Bretherton,in press;Maintenance and Kaplan,in press)Osofsky 1985;Sroufe 195;Sroufe and Fleeson 1985)が、乳児の主観的体験のレベルで愛着の構造を意味あるものにしようとさらに研究を進めています。