うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

今日の散歩と、【Kohutはこの変容性内在化が正常発達過程として起こるばかりではなく、精神分析の治療過程としても見られると主張する。】


 今日の散歩は、午前中はお天気が悪かったので、蔵王山の展望台を使わせて頂き、午後からは、芦が池に久し振りに行きました。
合計で、15km歩きました。



 展望台も眺めが良いですが、やはり屋外の方が、季節やお天気によって見せてくれる顔が違うので、行く度に発見があり、愉しいですね!


 帰宅途中、明日からのお祭りの提灯が綺麗でした!
サーフィンの世界大会があったり、地元で一番大きなお祭りがあったり、一体道路事情は、どうなるのでしょうか?
 送迎が大変そうですね......。うたたねは、お祭りの中心部にあります。




 本は、早番で6時に入るので、5時過ぎに出て、ファミマで少しだけ読みました。スターンに入りましたが、アップはまだ続きです。
精神分析と行動療法の違いが分からなくなって来たときに、ちょうど良い本に出会ったと思いました。
 下記は、コフートの一番ネックになる理論ですね!




Transmuting Internalization:変容性内在化
 Kohutの用語。理想化された自己-対象inealized self-objectが内在化されて精神的内界構造となる過程。われわれが口にする異種タンパク(たとえば牛肉)が体内で消化、同化されて血となり肉となるように、自己対象が内在化される過程において(自己-対象がそのままの形で内在化されるのでなく)変容をとげるところから、変容性内在化と呼ばれ、すなわち理想化された対象が対する幻滅(それは多くの場合理想化された対象に対する正しい現実的認識でもあるがわずかずつ進み、最適量のフラストレーションoptimal frustrationが持続すると、理想化された自己-対象へのlibido投資investmentが撤回され、非人格化された特定の機能が内在化されることになる(p.49-50)。この過程が自我理想を生み、超自我に理想化を行う特性indealizing qualityを与えるため、内在化された自己評価調整機能は安定し、自己は心的緊張の調節装置となる。Kohutはこの変容性内在化が正常発達過程として起こるばかりではなく、精神分析の治療過程としても見られると主張する。