うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

今日は一日散歩の日と、【特異的な外傷が、特異的に病原的損傷として、心的構造の特異的な欠損を起こし、それが超自我の不十分な理想化を導きます。その結果、理想化された対象の自己愛的な側面への固着を招き、理想化された対象との結合unionの達成を限りなく追及します。】


 今日は、金曜日なので、散歩の日です!
台風の影響がまだあったので、外は歩けず、蔵王山の展望台に行きました。歩いていると、急に強い雨が降ったり、止んだりで、外が真っ白になって、景色が見えない時がありました。
 午前中は、約10,000歩あるきました!

 午後からも、お天気が優れず、蔵王山に向かいました。午前中、定期受診のいのうえっちも、散歩したいと言ったので行きましたが、ベンチに座ったままで(笑)にこにことして、全く歩く気配がありませんでした(笑)。涼しくて、BGMも流れているので、ゆっくりするのも良いのかも知れませんね!
 としちゃんと、午後は約8,000歩あるきました!時間は合計約3時間、キロ数は13㎞でした。



 入浴介助など済ませて、帰れ!と親分に言われ(笑)、帰る準備をしていたら、ホームとショートの方々が戻って来られて、ショートのまさくんの散歩に!と、また親分から指示があり、50分約6,000歩あるきました!
 合計したら結構な時間と距離になりますね(笑)。ジムに行こうかと思っていましたが、今日は良いですよね?(笑)


 こちらは、台風の影響が少なかったですが、大変な所もあったようですね.....。
今年は、全国的に被害が大きく、どこに支援をしたらよいのか?本当に分からなくなってしまってます......。






 本は、早めに出て渥美のファミマで読みました。店長さんはよく気がつく方で、本を打ち込んでいたら、シェード閉めましょうか?と聞いてくれました。30分も粘っていたのに、本当にありがとうございました!



 下記は、知的に障がいをお持ちの方にも当てはまる時があります。特に人懐っつこいダウン症の方によく見られます。
『転移神経症における理想化は、陽性転移の非特異的な特徴であり、恋している状態で遭遇するそれと非常に似ている』




 下記の対象と言うのは、この場合、分析者でしょうか?分析者を支援者と置き換えて、自分たちの現場を考えると、もしそうならば、知的に障がいをお持ちの方々は、主体がない方が多いので、支援者が本当に勉強(理論だけではなく社会的な事も)し続けて、良い対象にならなければいけませんね....。それは決して、教育的になる事ではないと思いますが。
『なぜなら、自己愛平衡を保持してくれるのは、外でもない、外傷的に失なわれた自己−対象の現在の生活における『複製replica』が示してくれる、興味や関心であるからです。』





  〜それではこの理想化転移と転移神経症で見られる理想化とでは、どう違うのでしょうか。
  「転移神経症の分析における理想化の変幻自在な表出と、その地位の末梢性とは対照的に、基本的な理想化転移の特色である整然とした規則正しさ、安定性、そして分析過程におけるその中心性は、自己愛的固着が、……理想化された対象の究極的な内在化前の、つまり、超自我の理想化の地がため前の、理想化された対象の自己愛的な側面に関係しているという事実にある」(p.54)。

  別な言葉で言えば、  「転移神経症における理想化は、陽性転移の非特異的な特徴であり、恋している状態で遭遇するそれと非常に似ている」(p.55)。
  こうしたKohutの理想化転移をまとめれば、次のように言えましょう。 

  特異的な外傷が、特異的に病原的損傷として、心的構造の特異的な欠損を起こし、それが超自我の不十分な理想化を導きます。その結果、理想化された対象の自己愛的な側面への固着を招き、理想化された対象との結合unionの達成を限りなく追及します。なぜなら、自己愛平衡を保持してくれるのは、外でもない、外傷的に失なわれた自己−対象の現在の生活における『複製replica』が示してくれる、興味や関心であるからです。この心的構造の特異的な欠損が、治療関係のなかで理想化転移として活性化されるのです(p.55)。