うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

Kさんの大作と、二月ですね!と、人格障害の人への接し方(中井久夫)


 女性職員さん達が大事に取ってくれている、Kさんの作品をソファーの上に並べてみました!
 Kさんにも観て頂きましたが、不思議そうな顔で神妙に見ておられました。
 しばらく眺めていると、何故か厳かな気持ちになりました。


 早いもので二月になってしまいました。
先日、山で頂いて来た柊の切った枝がもったいなくて、ずっと水に浸けていたら元気だったので、二月らしい? 写真を撮ってみました(笑)
 クリスマスっぽい(笑)

 やっと何も気にせず食べられるようになったので、親分が鬼の棍棒というお菓子を買って来てくれたので、お薄を入れました。
 年度末や会議に向けて書類・資料を作成しないといけません。
明日は一日事務仕事が出来るので一気に至急使うものはやってしまおうと思って居ます。
 今日は給与計算が半分しか出来ませんでした.......。
請求事務をして頂いている方たちは早々に終わったようです。皆さん早いですね!余計に焦ります(笑)


 少しずつですが、本は読ませて頂いています。
今日はこれまた少しですが、職員とサリヴァンについて話が出来ました。深い話ではありませんでしたが、サリヴァンの話ができるなんて夢にも思って居なかったので嬉しかったです。
 彼がアメリカで評価されなかった理由を一言で言い表しておられました。


第12章 人格障害
人格障害の人への接し方
●「障がいされた人格」とつきあう看護 
 人格障害は、医療というものの危うさが露呈しやすいところである。そして多くの看護には、この項で述べたことに当てはまる場合が少なくない。
 たとえば神経症の看護が問題となるのは、事実上、重症強迫症と重症ヒステリーであろうが、医師の仕事はともかく看護面ではだいたい同じ原則でよい。統合失調症後遺症の一部にも、てんかん性精神病の後遺症の一部にも、おそらく参考になる。精神遅滞の一部も痴呆の一部も当てはまるだろう。精神看護学の「人間関係の学」という面がもっともはっきりあらわれているからであろうか。
 看護が接するのは、極端にいえば何病であろうと「障害された人格」という面が主である。ただどのような人間についても、その「深いところでのまともさ」を感じないで「異常」をあげつらうことは間違っていると思う。


 中井先生の本を読ませて頂いていると、サリヴァンを読んでいる感じになってしまいます。