静岡の利用者さん送迎時、その方を待っている間、家の近くの水たまりに、子供のサンダルが浮いていました。
ふと、『もののあはれ』という文字が脳裏に浮かびました。
反義語は『をかし』でしたか?
『平安時代の王朝文学において、「もののあはれ」と共に重要な文学的・美的理念の一つ。「もののあはれ」がしみじみとした情緒美を表すのに対し、「をかし」は明るい知性的な美と位置づけられる。』(wikiより)
昨日、犬の水入れにクワガタのメスが浮いていたので、出しましたが、威嚇されました。
サンダルを見ながらクワガタの事も思い出し、これは『をかし』なのかな?と勝手に決めました。
『人間社会は薄いつながりで維持できている』との事。
昨今のネット社会で益々加速している観がありますね?
仕事も普通に能力がある人間が頑張っても出来ない事は、しなくていいと、何かの文章で先日読ませて頂きました。
スマートホン・タブレット片手に原発反対を訴えて居られるのを見ても『もののあはれ』を感じてしまうのは自分だけでしょうか?
いつもそんなブルーな気分を、利用者さん達が払拭して下さいます。
これは自分だけでなく、一緒に頑張って下さっているスタッフの方からも同じ声が上がっていました。
計算しない彼ら彼女達の方が上に見えるこの頃です。