うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

今日のうたたねと、「解雇は絶対にしない」 福岡 自動車部品会社の“多能工”と、【進歩とはなかんずく、邪悪なものの排除であった。】

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 今日は、講義が終わってから現場入りしました。送迎の不手際もあり、ご迷惑をおかけしました。

 自分がいなくても、まあ100%ではありませんが、頑張って支援してくれています。それを少しは許せるようになってきました。どうしてもダメな時には注意していますが、自分よりもある面では技術的に上になっていたりで、嬉しい時も沢山出てきました。これでしばらくは、学業に専念できそうです!が、出来ていないかもです.......。頑張って勉強しなくてはいけませんね......。

 

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 今日も笑顔で一日終われたこと、皆様に感謝です!

 

 

 下記は、良いニュースですね!少し前に見せて頂いたものですが、アップさせて頂きました。仕事ができる幸せというのも、このような状況下になって、改めて感じることが出来たのは自分だけではないはずです。負けるな!中小企業!ですね!うちは零細ですので、負けるな!零細企業!ですね!

 昨夜の講義は、映画監督の井坂先生でした。丁寧に制作現場のことを話されていて、他の先生方とはまた違う緊張感がありました。面接をして頂いたのが、井坂先生でしたので、一言も漏らさず聞き、良いなと思った言葉はメモしておきました。製作と制作の違いは衣がある方は、著作権が発生する方とのことで、製作側は法的で、制作側は人的だとも言われていました。

 自分の琴線に触れるようなことを言われたことがあり、その時は喧嘩してその仕事は断った!とのこと。そんな魂を売るようなことをしたら、その時点でアーティストでは

なくなりますので、気持ちは理解できました。ロッカーのふりして、長いものに巻かれている奴らを見るたびに、蹴っ飛ばしてやりたくなる人間なので(笑)、本当に同意です!


 
今日は副学長先生でした。こちらの先生も、高卒でも合格させてくれたので、感謝です。最後の枠で、合格者も2回目でかなりあったようなので、自分みたいなのは無理だと思っていました(笑)。面接が自分より一つ前の、コロナの話をしてくれた方はおられず残念ですが........。彼女の言うとおりに東京では3月下旬から4月の上旬にオーバーシュートすると言うのは、本当にあたっていたので、世の中の流れが分かっている方だったのでは?と残念でなりません。

 

 今夜は、皆藤先生の中に、中井久夫先生が.......。この取り合わせはえぐいですね.....。

緊張感が半端ないですし、この状況下を如実に表してもいます。


  ~章で「進歩」という概念を取り上げたが、そこで筆者は、現代においてはこの概念が集合的に肯定的合意をもつ危険性、それが新たな生命力や創造力と安直に錯覚される危険性が強いことを指摘し、現代的意味で「進歩」ではない「変容」と呼ぶことを提唱したが、それは一つには、進歩が排除の構造をもつこと、つまり犠牲を強いることを現代人が自覚する必要があると思われるからである。

 

  中井は次のように述べている。


 歩とはなかんずく、邪悪なものの排除であった。この観点からするとき、魔女も、働かざる者も、理性をもたざる者も、伝染病者も、色んな病いもその原因たとえば細菌も、医学においても看護においてもひとしく排除清掃されるべきものであった。病気あるいは病者との共存は今後の課題となろう(中井 一九八二)。

 

 井は排除ではなく共存への道を課題としている。たしかに、巨視的にみれば排除から共存へと向かう世界の動向はある。しかし、現代人の日常性のなかには、排除の構造がいまだ歴然と存在することも事実である。この事実をまず踏まえる必要があると筆者は考える。