うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

今日の夜勤と、【Kernbergの自己愛理論】


今日は夜勤ですが、比較的静かに過ぎて行っています(笑)。
たくちゃんは、昨日から映画監督になりきっておられるようで、キューを皆さんに向けて連発していました(笑)。

 りえさんは、女性職員さんと洗濯をたたんでおられました。

 ショートの方も2名居られますが、落ち着いた夜になりました。
こういう夜もいいですね。





 今日は、施設職員の健診があり、該当者は朝早くから、健診センターに行きました。
検便がみなさん取れなくて、困っていました。
 バリュウムも飲みましたが、自分はあの味が大好きで(笑)、美味しかったです。
個人的には、視力が落ちているのにびっくりしました。裸眼で右が0.1・左が0.4.........。
 一応近視用の眼鏡は、持っていますが、必要ないだろうと持って行かなかったので、余計にショックでした........。


 検査から検査の間隔が長かったので、本を持って行けば良かったと後悔しました。
まあ、それが視力低下の原因でしょうが、今は眼鏡をかけなくても、本はよく見えています。




 本は昼食時に、スターンを少しだけ読みました。
下記にも出てくる、表象の意味が、スターンを読むともっと分かり易くて、身近なものになりました。(※現在の瞬間に知覚してはいない事物や現象について、心に描く像。イメージ。)
 スターンになれば、本当にもっと深く(自分的にはw)理解できます。







4,Kernbergの自己愛理論
 〜Kohutが古典的精神分析的見地を出発点としながら、自己愛パーソナリティ研究の発展として、自己心理学self psychologyと呼ばれる新しい分野〔注:これが本当に新しい分野であるかどうかに関してはかなりの論議がある〕を開いたのに対し、Kernbergは、M.S.Mahler,E.Jacobsonという自我心理学の流れの中で病的自己愛を対象関係論的にとらえ定義している。したがって、Kernbergのいう病理はあくまで心的内界構造の病理であり、その理解のためにはlibidoとaggressionの盛衰の分析、内在化された自己表象とその関係の分析が不可欠である(このtripartite structureの次元での理論をKohutはexperience distantと考える)。
 Kernbergによれば、病的自己愛の起源は、自己-対象分化期self object differentiation phaseと、融和した自己および対象が内在化される時期の間(およそ15ヵ月〜30ヵ月)にあるという。この間、もし幼児が正常な発達を続けるとすれば、よい自己all good selfと悪い自己all bad selfの統合がおこり正常な融和した自己が誕生。心的内界において「融和した自己表象」として確立される。