少し工事が進んでおり、形が見えてきました。
奥が浴室で、真ん中が脱衣所・洗面所・洗濯機置き場で、手前がトイレです。
面積的には、小さな家が建ちそうです。
今日、居られた職人さんも、浴槽が大きいね、家庭用の3倍は裕にあるとの事でした。
はっく長屋の番犬、やまちゃんが、やっと体を触らせてくれました!
思えば、田島征三さんを渥美にお呼びさせて頂いたとき、どろんこ村さんで、やまちゃんに靴の上からですが、足を咬まれました(笑)
最近は、工事の進捗状況が気になり、渥美方面に行ったときには、寄らせて頂く様になっているので、やっと心を許してくれたのでしょう。
嬉しかったです!
その時、咬まれたのは自分だけだったので......。
次回からは、撫でまわしてあげましょうか?(笑)
作品の構成を考えながら、色んな分野の本を図書館で借りて来て、時間を見つけては読み漁っています。
茶道の本は、若い時から沢山読ませて頂いているので、比較的速読み出来るので、何冊か読みました。
室町時代に現在の日本文化の形(公家・武士・町民)の礎が出来たと言っても過言ではなさそうですね。
会所から、茶道・華道・香道が分かれた時代でもあり、庶民が力を発揮した時代でもあります。
自分は、さしずめ現代の河原者の様な気がします。(阿弥衆の様な立派な者ではなく、大雑把な感じが.....。)
江戸時代になると、雁字搦めの身分制度で美術も見るべきものがなくなります。
魯山人大先生は、日本の陶芸は、桃山時代で終わったと言い切っておられました。
西行の和歌における、宗祇の連歌における、雪舟の絵における、利休が茶における、論語にあるように、其貫道する物は一なり。しかも風雅におけるもの、造化にしたがひて四時(四季)を友とす。
宗祇・雪舟は室町時代の人、西行の名が出ている「吾妻鑑」は室町時代の呼び名、利休の師匠・武野 紹鴎は室町時代の人。こじ付けもありますが、全て室町時代に関係しています。
笈の小文の中では、豊橋市天津や保美の地名が出て来ますね。
「みわたせば 花ももみぢも なかりけり 浦のとまやの 秋の夕暮」(藤原定家)
こちらは、笈の小文とは関係ないですが、武野 紹鴎のわび茶を表現した歌として有名ですね。
神坂雪佳が、この歌を絵にした物がありますが、今でもこの歌を思う時に、鮮明に浮かんできます。
と、何だかんだと思考を廻らせ、作品と向かい合っています。
自分の作品は「錆び」た物ばかりですが.....。
事務仕事が多いとやはり、ブログの更新が多くなってしまいます。