うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

こくぼかおり展と山田宗徧


 かおちゃんこと、こくぼかおりさんの個展が、3月3日からセントファーレ内の豊橋商工信用組合で開かれます!
 本当に素敵な感性をお持ちなので、皆さん是非ともご覧下さい!
先日のTシャツの原図も、Tシャツの実物も展示されます。
 はがきのデザインは、ウェブデザイナーのTさんです!
こちらも素敵ですね。
 (豊橋商工信用組合の商工が抜けていますが、完成品は誤字はなくなっています。)

 こちらは、社協さんから頂き、掲載の承諾を得た写真です。
仕事でTシャツの現場を見に行けなかったのが残念でした。
 同じく見ることが出来なかった方は、是非豊橋商工信用組合まで見に来てください!




 大きなコピーをしに、豊橋公園の近くに行き、待ち時間に豊橋公園を散歩していたら、山田宗徧邸宅跡の石碑がありました。
 宗旦四天王の一人で、宗旦は少庵の息子。
 自分の雅号は、恐れ多くも『少庵』です。
まだ茶道を始める前、お金も、頭脳も少ないので簡単に『少庵』とつけてしまいました。(落款まであります.....)
 お茶の師匠が落款を見て、びっくりした顔をされていたのを未だに忘れることが出来ません。
 
 東三河には文化がないと地元の友人が言っていましたが、とんでもないですし、公園も歴史を感じる木々が沢山ありました。


 茶道を始める時に、利休が一番残っている流派を探して(今の様にネットが発達していなかったので、本を読み漁りました。)初めに行き着いたのが、藤村 庸軒の庸軒流でしたが、黒谷の立派なお寺の前で立ち竦んでしまい(お寺の雰囲気が凄すぎて...)諦め、庸軒の師匠である藪内紹智の藪内流の本部に電話で申し込みました。
 丁度、NHKの茶道講座が薮内流だったようで、NHKを見られてですか?と聞かれたのも覚えています。
 ご指導頂いた山田澄子先生は、茶道だけでなく、先生仲間の猪上清子先生にも紹介していただき、3人で何回か祇園や北白川でごちそうになり、お茶の話だけでなく、文学の話も沢山して頂けたことは、自分の財産になっています。猪上先生からは、ご自身の本を3冊頂きました。
 大きなお茶会にも誘っていただきましたが、都ホテルでのお茶会では、着物で行き(羽織は亭主しか来てはいけないとの事でした。)足が痺れて、中座の際、立ち上がれなかった事は、今では笑い話です。
 山田先生は、京都を出た時も心配して頂き、わざわざ旅行を長野にして、山奥まで来てくれ、お茶の本当の心を身を以て教えてくれました。
 

 近くで藪内流の先生がいれば、是非ご指導頂きたいと思っています。
割り稽古も大好きで、動作が理にかなっているし、心が晴れやかになりましたので、ストレス解消にも良かったです。