うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

すろーじゃむのいちごと、トーキョー・シック と、【知覚運動系図式の強化という体験は、それ以外の新生自己感としてすでに述べてきた既視感や発見といった特性より、緊張解消という体験の特性の方が強いかもしれません。】


 昨日、どろんこ村さんに、ケーキを取りに行った時に、すろーじゃむの換気をしてきました。
いちごは、株が激減しましたが、なんとか生き残った物だけでも、十分採れそうな気がしました。
 春が待ち遠しいですね!まだ冬になったばかりか.....。



 今日は休みでしたが、重度の方がおられたので、常勤換算は全く問題はありませんが、少しだけ手伝いに行き、終了後、ブルースがいつもかかっている喫茶店に行きました。飲み終えて帰ろうとした時に、ギターが見えたので少し見せて頂きましたが、リゾネーター・ギター (Resonator guitar)が3本。スライドギターを弾かれる様でした。少し前に、スライドギターだけがお店で流れていたので、ご店主さんのギターかな?と聞いていました。12月にお店でライブがあるとのことで、是非とも見せて頂こうと思います。




 帰宅して、ひーひー王子の散歩時に携帯に入っている曲で、何を聞こうかな?と迷っていたら、下記の曲が入っていて、何年か前に、バンドクラブで銀座カンカン娘と東京ブギウギを探していた時に、見つけた曲でした。
 雪村いずみさんの歌声は、非常に若いですね!その曲よりこちらの曲にしばし聞き惚れていた事も思い出しました(笑)。
今日は、ヘビーローテーションで聞いてしまいました(笑)。
 
トーキョー・シック
下記は、録音時の様子のダイジェスト版
https://youtu.be/JxoSjedSpSs 
下記は、フルバージョンです。
https://youtu.be/2PY5YkVWzW0
https://youtu.be/jGd6GoS62V8?list=RDJxoSjedSpSs




知覚運動系図式と言うのをネットでいろいろ調べてみましたが、実に奥が深く、運動だけ取り上げても、手続き的な所だけでも、何度も読み込まないと頭に入って来ませんが、ここでは、簡単に考えてみます(笑)。
中井久夫先生は、人体も機械も中枢部分を守るために末端から障がいが起きてくると言っていました。それを頭において考えると、自己感というのは中枢にあると思われるので、何とか末端の知覚運動(体や手足の運動)をすることによって、心を落ち着かせているということでしょうか?趣味趣向も自分を防衛するためにしている感も無きにしも非ずですね。とめっちゃ簡単にまとめてしまいました(笑)。
 でも、自分にとっての音楽は、それに近いような気もします。






  『知覚運動系図式の強化という体験は、それ以外の新生自己感としてすでに述べてきた既視感や発見といった特性より、緊張解消という体験の特性の方が強いかもしれません。』







 〜体得されるべき知覚運動系の図式にはいろいろあります。またおのおのの強化過程には、それぞれ異なった身体部位や異なった状況における知覚との関連で、どこか少しずつ異なった生気情動の主観的体験が含まれます。私が新生自己感と呼んでいるのはかなりこうしたいろいろなオーガナイゼーションを形成しつつあるという主観的体験です。知覚運動系図式の強化という体験は、それ以外の新生自己感としてすでに述べてきた既視感や発見といった特性より、緊張解消という体験の特性の方が強いかもしれません。







乳児の主観的体験理解へのアプローチ
 〜いろいろな体験領域で起こってくるオーガナイゼーションの形成に関し、その全体を統一するような概念や言語が見つからないことが、今でも乳児理解の最大の問題の1つとなっています。たとえば、より高度な知覚を形成するのに、さまざまな違うを結合することについて語る時には、認知的用語cognitive termsで話すことができます。知覚体験と運動体験の結合について話すなら、Piagetの概念化を採用し、知覚運動図式の観点から語ることができますから一方的、知覚と情動体験の結合になると、精神分析で使われているような、それほど体系化されていない、より経験的な概念へと押し戻されるということになります。こうしたすべての結合について語ろうとすればどうしても、すでに私たちが検討してきたような同じ基本的過程に頼らなくてはならないはずです。それなのに、つい私たちは、オーガナイゼーションの形成があたかもそれぞれの体験の領域で、それ独自のユニークな法則に従って成されるかのように考えたがる傾向にあります。ある程度はそうとも言えるのでしょう。しかし、そのような違いよりも、共通性の方がどんなに大きいことかもしれません。 乳児体験のオーガナイゼーションへ近づくのに、体験のどれか1つ。領域に重点を置き、それを出発点としなければならない理由などどこにもありません。〜