うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

洗濯機購入させていただきましたと、『認知行動療法と精神分析が出会


 年末チャリティーで頂いたご寄付で、洗濯機を購入させていただきました!
女性職員たちが、じっくり考えてくれ、決めてくれました!
 1月2日に持って来てくれるそうです。その日は、理事長から大掃除と言われ、おっちゃんと親分で大掃除をする日だったのでちょうど良かったです!
 写真はネットで見つけたものです(電気屋さんのスタッフさんが試しに使ってコメントを残されていました)が、最新の機能満載の優れもののようです!誰が始めに使うのでしょうか?少し気になります(笑)made in japanの日立製のようです!

 今日は、難しい方が日中を使われるので、おっちゃんに行けと親分に言われてましたが、朝、自転車で行くと、現場の職員に要らんと言われました(笑)まあ、嬉しいことですね!
 掃除をしていてモップが壊れたので、モップやノロウィルスに効くというスプレー等の買い物に走ってきました。スプレーの使用方法が、少し分かりにくかったので薬局の方がきちんとメーカーさんに連絡してくれ、きちんと説明してくれたので助かりました。写真を写せばよかったですね......。

認知行動療法精神分析が出会ったら』を少しだけ読ませて頂きましたが、まだまだ良く分かりません。まだ入り口にも立てていない感じですが、何とか理解できるようにと頑張ってみます!
 
認知行動療法精神分析が出会ったら』
 第1章 認知行動療法をめぐって

認知行動療法のエッセンス】
認知行動療法の理論と方法》
 認知行動療法で何をするかというと非常に単純です。まずその方の困りごとに焦点を当てる。クライアントは皆、何か解決したい問題があってセラピーにいらっしゃるので、その困りごとや問題について、CBTのモデルを使って、「何が起きているのかな」ということを一緒に理解していきます。その方の困りごとのメカニズムをCBTのモデルを使って理解することを「アセスメント」とか「ケースフォーミュレーション」と呼んだりします。(図6)

 大体の困りごとでは悪循環が起きていることがおおいですので、大体はこの循環モデルで見ていくと、「ああ、こんなふうにグルグルしちゃっているのね、それは大変ね!」とか、「ああ、問題が起きるとこんなふうにドツボにはまっちゃうんだね」といってことを、このモデルを使って一緒に理解する。それが最初にやること。

 次にはその悪循環をどう解消するかを考えます。CBTの基本モデルは五つの要素がありますが、この中で直接コーピング(対処)できるのは「認知」と「行動」だけです。自分の外側の世界を私たちは直接変えることはできません。もちろん「行動」を使って働きかけることはできますが、直接的に好きなようにすることはできません。しょうがないからひとまず置いておいて、自分の反応のほうを工夫しましょうということになるのですが、その際、「気分・感情」と「身体反応」は直接コーピングができません。
 一方で、頭の中の「認知」はさっき紹介した自動思考は勝手に出てきちゃう考えですが、思っちゃったことに対して自分で思い直しをしたり、新たにイメージを作ってみるといった工夫は可能です。「行動」もそうです。今皆さんは「座る」という行動を取っていますが、「立ってください」と言われたら立つことができますよね。
 つまり「認知」と「行動」はコーピングが可能なんです。重要なのは、「認知行動療法」とは呼びますが、最初から「認知」と「行動」に絞るのではなく、まずはこの五要素を全体的に見ていくことです。全体の流れや循環を見るのです。これはものすごく大事なことです。特に、またあとで述べますが、「気分・感情」を捉えることは非常に重要です。認知と感情は表裏一体です。感情の乗った認知をどう見つけていくか、というのがCBTの最初のポイントになります。ですから最初から「認知」と「行動」に絞るのではなく、まず全体を見ていく。悪循環を理解する。そして悪循環を解消しようとする際にコーピングが可能な「認知」と「行動」に焦点を絞って、実際に認知的コーピングや行動的コーピングを試していく。そのうちに悪循環が解消される。
 そして図6の1(悪循環の理解)を繰り返すうちに、アセスメントとコーピングの達人になっていく。誰が達人になるのかというと、それはクライアント自身です。クライアント自身がCBTのモデルになじみ、自分の体験をモデルを使って理解することができるようになる。そして認知と行動のコーピングを通じて自分助けが上手にできるようになっていく。CBTをやっていて実に面白いなと思うのは、クライザントたちが実に見事に仕上がっていくということです。「仕上がる」という言い方は良くないかもしれませんが、とにかくCBTのプロになっていくんです。「本当に自分助けが上手になりましたね!」ということを一緒に確認して終結になるわけです。