うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

Bay City Rollers!と、先日の外出と『ビオン入門』訳者あとがきより


 Hさんにいただいた、ステレオでレコードをかけてみたいという気持ちが段々大きくなり(笑)ついにレコードを手に入れました!
 Bay City Rollersです!ラジオで流れていたのを聴いて、このレコードを買いに、一人で初めてレコード屋さんに行きましたが、レコード屋さんで流れていた、荒井由美の『あの日に帰りたい』を買ってしまって(笑)記念すべき初めて買ったレコードではなくなり、2枚目のレコードになったものです(笑)前置きが長い!
 きちんとかかりました!裏を見ると、真空管がオレンジ色に光っていました。
 元祖口パク&楽器弾けないバンドでしたね(笑)
でも、14歳には刺激的でした!
 因みに、自分所有になった初めてのレコードは、新聞配達をしてやっと手に入れた自転車をアニキが勝手に乗って行って、駅で盗まれたお詫びにアニキが買ってきた『氷の世界』(井上陽水)でした。
 あの自転車代で、何枚LPレコードが買えたでしょうか? 思い出すと今でも腹が立ちます(笑)



 先日、志都呂イオンモールに外出に行きましたが、昼食まで時間があったので、3階をぐるりと回りました。
 まさくんは、男の子らしく?楽器屋さんで立ち止まりました!
決しておっちゃんの趣味で立ち寄ったのではありませんが(笑)、良いギターが沢山ありました......。

 かおちゃんは、女の子らしく、アクセサリー、靴屋さん、鞄屋さんにも興味を持っていましたが、やっぱり本屋さんがお気に入りでした!
 ヨシタケ・シンスケさんの本の前での滞在時間が一番長かったです。
見る眼がありますね!


 今日は名古屋で、アレクサンダー・テクニークを受けて来、色々学んできました。起床時の手の痺れは、先日ご指導頂いた方法で、見事に改善しましたので、今日は心の問題に話が行きましたので、そちらの方の指導を受けました。長くなるので、機会があればアップさせて頂きます。

 電車の中や、待ち時間に『小児医学から精神分析へ』(ウィニコット)の第12章 出生記憶、出生外傷、そして不安と、第13章 逆転移のなかの憎しみを読ませて頂きましたが、こちらも今日のアレクサンダー・テクニークに関連した箇所になりますのでまたの機会に、同時にアップさせて頂きます。
 少し前に読んだ(同時に読んでいます)『ビオン入門』(グリンベルグ/ソール/ビアンチュディ著・高橋哲郎訳)の訳者あとがきから、現場の人間にも必要だと思う箇所をアップさせて頂きます。
あとがきから読みました(笑)
自分の考えだけで、支配しようとする福祉職の人間がいかに多いか......。

『ビオン入門』
訳者あとがき
〜訳者の理解するBionは、真実を体験することによってのみ人間は成長できると説く。換言すれば、生まれてから死に至るまで、真実を明らかにし体験していく連続過程が、人間の真の成長の姿であると説く。Bionはもちろん、精神分析という特定の方法によってこの道程を探求したのであるが、この方法に基礎として欠くことのできないのは、精密正確な観察と鋭い直観力である。この二つなくしては、すべての解釈も理論構成も知的虚構でしかない。Bionは精神分析家が分析時間の間中、「欲望、記憶、理解を捨てて」全精神力をこの観察と直感に向けるよう示唆する。日常、患者の精神分析乃至分析的治療に携わる者は、この示唆が正に核心をつき、しかも治療者の不断の鍛錬なくしては、達成困難な課題であることを悟るであろう。しかしこの課題を果たす中で、治療者は患者と真実の一部を共体験することができ、そのことにより患者の人格は(そしておそらく治療者の人格も)成長することができるのである。さらにBionが、真実とは何か、現実とは何か、事実とは何かという基本的問題に、精神分析的方法によって接近を試みたことは、人間存在を無限により深く理解したいという人間の基本的な欲求に具体的に答えたものとして評価される。〜