うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

「キョウト!キョウト!!キョウト!!!と、『京都における特別支援教育のあゆみ』

、「エスト! エスト!! エスト!!! ディ・モンテフィアスコーネ」ではありませんが、出張で京都と滋賀に出張に行って来ました。
 自分たちが青春時代を過ごし、成長させてくれた街でもあるので、非日常にはなりませんが、やはり活力を頂く事が出来ました。

 宿は京都にとり、自分の原点である、御幸町教会に行き現在の難波牧師さんにお願いし、礼拝堂に入れて頂き、藤木先生の話をさせて頂きました。自分が小羊学園さんや聖隷福祉事業団で勉強できたのは、藤木先生のお力があってのことなので、京都に行かせて頂いたときは必ず行かせて頂いています。
 毎週水曜日の祈祷会には、今思えば凄い方々が参加されておられました。ある洋菓子店の会長さんの娘さんが被差別部落に嫁がれたので、教育的に遅れているその部落に教育を持ち込み、優秀な人材を育てられた話をお聞きし、部落解放運動に一時参加し、滋賀県大津駅前の保育園で解放運動の合宿で同志社大学神学部の方と殴り合いになりそうなくらい(笑)の激論をしたのも遠い昔ですね。
 藤木先生は、わけのわからない青年の話をお忙しいのにもかかわらず、何時間も聞いて下さり、ひとつづつ指導して下さいました。
 亀井勝一郎を勧めて下さり、読ませて頂きましたが、あの時は訳が分からず、最近やっと少しは分かるようになりました。


 その日、京都は少しだけ雪が降りました。
茶道藪内流の山田先生から、大徳寺の三玄院(拝観謝絶)さんの風呂先屏風の写しの仕事を頂いたこと、その次には、秀吉が三玄院さんに奉納した屏風の写しを依頼されていましたが、自分の心ががつぶれてしまい、大きな仕事を受けれなかったことも思い出されました。

 大阪の母親にも電話で話が出来、時間があったら今度大阪に会いに行く約束をしました。フィレンツエ市長から頂いた銀メダルは、母親に預けてあるので、それを見せて頂きもっと元気になりたいと思って居ます。

 

 親分の美大時代の同級生のご家族と夕食をご一緒させて頂き、沢山話をさせて頂き心がリリース出来た事、感謝しています。
 上七軒は、得意先が良く連れて行ってくれましたが、自分はお茶屋さんにどうしてもなじめませんでしたので、お前みたいに喜ばない奴は珍しいと何度も言われた記憶がよみがえりました。
 

 この日は、沢山歩きましたが、痩せません(笑)


 初日は、若かりし頃、先輩方に飲みに連れて行って頂いた二次会でお世話になった、山口大亭さんに食事に行きました。
 

 鉄火飯は鉄板ですが(笑)


 はもと水菜の炊いたのんや

 くじらのベーコンも美味しく頂きました!
青春の味でした!




 ホテルの近くで、『京都における特別支援教育のあゆみ』が開催されていたので、帰る前に見させていただきました。
 少し早く着いたので外で待っていたら、学芸員さんが沢山説明してくれ、勉強になりました。
竈金というものを徴収して、そのお金を運用しながら学校を維持していたとの事です。

竈金についてはこちら⇒http://www.kyodoyukai.or.jp/rediscovery/rediscovery002



 沢山の資料がありましたので、こちらの展示は、少しずつアップさせて頂きます。


 同じくホテルの近くで、伊藤若沖展なるのもがやっていたので、迷わず行かせて頂きましたが、こちらはしょぼくて騙された感じです(笑)
 牧谿の絵が観られたのが唯一の救いでしたが.......。
牧谿宗達にも大きな影響を与えた中国の禅僧画家です。





  今年に入って、難しい方の支援方法で、精神科医にお褒め頂いたり、上手く他の施設と連携できなかったり、良い事も反省しないといけないことがありますが、ボトムアップは現状では自分も施設も法人も出来ないので、トップダウン、出来る事を最大限、伸ばせるところまで伸ばしやっていきたいと思って居ます。

 昨夜、夜勤時沢山電話があり、カンファレンスもまた入ったので、スケジュールがパンパンですが、時間を見つけては現場に入りたいと思って居ます。