うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

さわらび文化祭と、3,病棟運営についていくつかのヒントの注意書きより


 今日は、さわらび文化祭のとりで我がB-Sproutの演奏がありました!
さわらび太鼓さんの時間を割いて頂き、本当にありがとうございました!

 リハの音出しも出来ずに、本当のぶっつけ本番で、出だしが少し悪かったですが、徐々に普段通りになっていきましたが、もう2〜3曲したらもっと良くなっていた感じがしたので、もったいなかったですね!
MCは誰がする?と本番前に聞いたら、貴ちゃんが「俺がする!」とはっきり言ってくれたので、任せました!

 青空の下、演奏できたのはラッキーでした!


 他の皆さんの実力は既に知っておられる方も多いですが、今日ライブデビューのゆうちゃんへの評価が高かったです!
 少し前からゆうちゃんが出るというと、皆さんびっくりというか?不思議なリアクションをされていましたが、デビュー後は称賛の嵐でした!
 いつもは椅子などをガンガンしてみんなに叱られるのですが、それを逆手にとって親分が、ゆうちゃん用のパーカッションを考えました(笑)
 
 終了後、一緒にバンドしないか?と誘われたり、嬉しい反応がありました\(◎o◎)/!それも皆さんの情熱があってのことだと感謝しています!
 皆さんを良く知る、さわらびの職員さんが、よくもここまで仕上げたね!と言ってくれましたが、カーグ(絵の方)と一緒で、自分たちは何もしていないので、皆さんの持っておられるパワーだと思います。
これからも宜しくお願い致します。
 来年はドラムもマイクで拾って下さいね!来年も出させて頂く気になっています(笑)



 11月に入って行事が立て続けにあり、親分もお疲れモードですが、親分が企画した物でもあり、自業自得?(笑)ですね!
 忙しい方が張り合いがあります!

 そんな中でもしつこく本を読ませて頂いています!

3,病棟運営についていくつかのヒント の注意書きより

[★5] マッサージ師にかかっている医療者がじつに多いですね。ただ、これは相性が重要です。お客さんが即効性を要求するからでしょうが、一般にマッサージが強すぎます。私の名古屋時代のマッサージ師はじつに私にあっていて、「今日はむずかしい患者を診てこられましたね」などとあてたものです。施術の後にぬるいお茶を一杯くださって、ちょっと離れた畳部屋で15分寝かせてくれました。わかっている人だなと思いました。
マッサージでは一般にノドが渇きますから。また、終わってすぐお金を払って出ていくと、それまでのくつろぎが吹き飛びます。特に人ごみのなかへ戻るのでは。
 私がむずかしい患者と連日取り組んでいたときですが、この方は、一回マッサージをした後、三週間休まれました。再開してから「センセイの身体をもんでから妙な感じがして働けなくなりました」と言われました。
 一年後になくなられて息子さんの代になりましたが、息子さんは「私たちはお客さんの病気をいただくのか、命が短いのです。父のようなことはできません」と言われ、そのとおりの施術でした。
 これは、患者の自己身体イメージと実際の身体を測る研究のきっかけにもなりました。背中の二点を押さえ、その距離と高さを表現してもらうのですが、直接に自己身体像を知る唯一の方法だろうといまも思っています。例えば神経性食思不振症の方で、同じ高さで押さえた15センチの距離の二点がどのように大きく離れ、また上下が大きく距りうるかは驚くべきものがあります。ところが、論文を二、三書いただけでこの研究を切り上げたのは、研究者が先のマッサージ師と同じ反応を起こして診療にも生活にも差し支えるに至ったからです。
タフな男を選んだのですが、いや、タフだったから、かえってよくなかったのかもしれません。(こんなとき私はどうしてきたか・中井久夫著)






このマッサージ師さんまでにはなれませんが、出来ればもう少し近い所で支援が出来ればと感じました。