小羊学園さんと『こんなとき私はどうしてきたか』
昨日は、うたたね職員の大半が参加しての視察研修で、浜松の小羊学園さんに行かせて頂きました。
うたたねも、重度の方を受けさせて頂いていますが、小羊学園さんは重度の方の人数が半端じゃないので、うたたねが初めての施設勤務と言う職員ばかりだから、驚きと自分たちの支援がまだまだ甘いだとかの声が聞こえたので、来させて頂いて本当に良かったと思いました。
うたたねでは、1人や2人の入浴介助(難しい方が多いですが)や食事介助で、“はーはー”と息を荒げている職員がいるので、自分が言うより見て頂いた方が一目瞭然でした!
身体に障がいをお持ちの方々の施設では、午前中の約2時間で4〜5名の方(それも重度の方ばかり)の入浴介助を服の着脱から入浴まで一人でさせて頂いていたと言っても、信じて頂けませんので、次回はその現場を見て頂けたらとも思っています。
まあ、無理はしないでもよいですが、そんな現場もあると知って頂きたいので.....。
初めに大変な思いをしておかないといけないし、小羊学園しか知らない職員さんにとっては、それが当たり前になっていると思われますので、大変な現場を知るというのは、本当に勉強になると思われます。
物作り班の職員達は、自主製品が気になっていたようで、製品の前で話し合っていました。
写真は遠慮して写しませんでした。
丁寧な対応、本当にありがとうございました!
自分が担当させて頂いていた利用者さんが、寝たきりになって、食事も介護食になっていたのは、時の残酷さを感じ、2班に分かれた時にその方の居られる棟と違う棟に行かせて頂きましたが、その棟には、初めて小羊学園さんを案内して頂いたときに、抱き着いて下さったUさんの隣に座らせて頂けましたが、Uさんは流動食になっており、どちらにしても切ない気持ちになってしまいました。
唯一和ませて下さったのは、E棟のA君でした。覚えてくれているはずもないのですが、目の前に行かせて頂くと、強くハグして下さり、7年前の記憶が甦りました。
小羊学園さんで勉強させて頂いた時期に、ノースカロライナに行かせて頂いたり、首相官邸でのアールブリュットの発表会に参加させて頂いたりしたこともあり、思い出すとパワーを頂いた気持ちにもなれましたので、自分にとっても良い時間になり、感謝しています。
小羊学園の皆さん、本当にありがとうございました!
昨日、研修から帰ってきたら届いていましたが、締め切りが10月31日!今から準備は無理です!
そういえば約2か月前くらいに、審査員の一人の方に豊橋市美術博物館でお会いした時にやるからって聞いてました......。
残念ながら今回はパスと親分の判断です。
本の第二陣が到着しました。
『神経発達障害のすべて』は、既に読ませて頂いたので、明日うたたねに持って行きますが、中井久夫先生の方はまだ読ませて頂いていないので、直ぐに読ませて頂きます(笑)
パラパラとめくっただけでも興味がある内容でしたので、楽しみです!
研修の後の会議は、小羊学園さんの近くのうなぎやさんで、共水うなぎを頂きながら行いました。歳のせいか?蒲焼きより白焼きの方が美味しく感じました。