うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

お薄とアレキサンダーテクニーク


 今日は名古屋にアレキサンダーテクニークを受けに、午前中に行く予定が夕方になり、帰宅が遅くなりました。
 名古屋駅に降りたら直ぐにいい香りがしていたので、そちらの方に行くと、お茶屋さんがあり、お薄を振舞っていたので(無料で!)頂きました!
 究極の夏茶碗?であるガラスの茶碗に入ったお薄の上に、金箔までちりばめられていて、結構なお点前でした。
 時間が沢山あったので、名古屋駅から徒歩で栄まで行き、芸術文化センターのミュージアムショップで時間を過ごしていたら、あっという間に約束の時間になり、慌てて会場に向かいました。


 初めてなので、さっくと説明を受けた程度で、あっという間に90分が過ぎました。
 基本は、頭、首、背骨の緊張がなければ人間に生来そなわっている初源的調整作用 (プライマリーコントロールprimary control) が活性化され、自分の全力が自由に発揮されると唱えた。無意識的な習慣や癖(自己の間違った使い方、自己の誤用 mis-use of the self)のために、何かをしようという際に不必要な反応を生じ、不必要な運動を行おうとして緊張を生じることがその行為・動作を妨げているとされ、(さらに何らかの新しい努力や行為を追加するのではなく)そのような習慣的な反応を抑制(inhibition)することで改善が見られるというのが、基本的な考え方である。(ウイキペディアより)

 で、最初は座った状態で、背骨と頭蓋骨との位置(地図と言われていました)を意識したり、腕はどこまでの範囲(腕」は、肩から先が腕なのではなく、鎖骨と肩甲骨も含めた、今まで「肩」だと認識していたものまで含めて「腕」)か?背中はどこからどこまでか?等、自分の体をマッピングすることから始まりました。
 簡単に言えば、指針となるのが、下記の4つの良い使い方です。
1.頭が(脊柱全体に対して)前に上に置かれ、バランスが取れるよう  に、首を解放してあげる。
2.胴体が長く広くなれるように解放してあげる。
3.脚が骨盤から自由になれるよう、解放してあげる。
4.肩が左右に広がることができるよう、解放してあげる。
 解放するとは、筋肉がその役割を果たすのに必要な働きだけをする状 態にあるということです。無駄な力が抜け、ゆるりとバランスが取れ ているような状態のことです。
らしいのですが、長年の癖を捨てないと難しそうでした。

 立ち方も、膝と足首は固定されててはいけない。
 足には3つの体重負荷のポイントがある。『親指の裏』『小指の裏』 『かかとの下』だ。私たちの体重は、脚や足首を通過し、上の3つの ポイントを結んだ三 角形に広がる。立っているとき、私たちは足の 前方よりかかとに体重 がかかっているように感じるとよい。

 頻繁に言われていた事は、あなたのまわりの空間を意識し、その中にあなたが拡大し、広がっていくように意識するや、「筋感覚のアプローチ」でした。

 最初に言われていたのは、アレクサンダー・テクニークの学習の仕方で大切になるのがMappingマッピングです。
「地図と現地はちがう」。わたしたちが自分の身体やその動き方について「こういうものだろう」と持っているイメージや思いこみという<地図>と、実際の身体や動き方という<現地>は同じではありません。古い地図を持って現地に行くと、道に迷ったり、行きたいところへ到着することができなかったりします。
アレクサンダー・テクニークのレッスンでは、教師とともにこの自分自身の地図(マッピング)と現地がどうちがうかを観察し、もう一度地図を新しく描き直す作業が行われます。そしてその新しい地図とともに、あらためて現地を探究します。その結果、身体的に痛みが減ったり動きやすくなったり、また気持ちや感情、言語表現もそれまでの習慣的ないつものあり方から変化していく可能性があります。

 先生のお人柄も良く、なるべく時間を作って通いたいと思って居ます。