うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

うたたねの休日と『精神治療の覚書』より


 今日は土曜日!
うたたねの皆さんは、のんびり過ごされましたが、男性の利用者さんが女性職員に、ズボンのボタンが取れたので付けてほしいと言われていましたが、教えてあげるから自分でやってみたら?との事で頑張ってされていました。
 指導が良かったのか? センスがあったのか? 上手にされていました!

 今日の夕食を世話人さんが作っている横で、みーちゃんが得意の?大好きな?お猿さんの真似をされていましたので、一枚頂きました!
鮭のちゃんちゃん焼は、夕食の食介をさせて頂いていると、良い香りがしていました!
 またまた遅番・夜勤でなかったのが、残念でした.....。

 皆さんでドライブに行った山で、ササユリが咲いていました。
ひーひー王子といつも行く山には沢山のササユリがありますので、そろそろ見頃でしょうか? 仕事の都合で火曜日まで行けませんが、楽しみです。






 4冊注文した4冊目が今日来ましたが、図書館の本を読んでからですね....。
 サリヴァンの本は後、2冊欲しいので、早く読んでしまおうと考えています。
 一番読みたかった本です!


『精神治療の覚書』より

実際、患者は、働くのが下手なのではなく、休むのが下手(あるいは休むとあまりに対人的保障感が低下するので休めない)というほうが実状であろう。よく働ける人は必ずうまく休息する人である。二宮尊徳は「働き文化」のイデオローグとして引き合いによく出されるが、彼の全集の一冊も読まない人が彼を引くのは笑止である。彼は実際には、その辺の機微をわきまえた人であった。働けるが休めない人は、一種の病人でなければ、そのように人前をつくろっているにすぎないことを知っていた。(中井久夫著・日本評論社


 忙しい忙しいといっても、週に一日は休みを頂けるようになったこと、皆さんに感謝しています。
 何とかと時間は使いようとはうまい事いったもので、さっさと用事を済ませたら、読書や散歩・ストレッチの時間は少ないですが捻出出来ますし、かえってその方が集中力が増すようにも思います。
 中井久夫先生は、精神科医(臨床医)でありながら、沢山の本を訳されたり、書いたりされていますので、本当に二宮尊徳の思いが分かると思われます。
 自分は彼らの様に立派な人間ではありませんが、1mmでも近づければと勝手に思って居ます。