うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

『精神医学は対人関係論である』の解題よりと、奥山半僧坊


 4冊買って頂いた本のうち3冊が来、まだ図書館で借りた本が途中なので我慢していましたが先程、給与計算等の事務仕事が一段落ついたので我慢できず、ちらっと見てしまいました(笑)
 出版が早い順番に『精神医学は対人関係論である』の編者序と解題を読ませて頂きました。
 社会保険料の見直しの書類も来ていました......。
色んな事務仕事を皆さんに助けて頂いていますが、少し気を抜くと机の上に書類が溜まっています(笑)
 

サリヴァンは人間の持つ奇蹟的ともいうべき素晴らしい能力を讃えてやまない人であった。
そしていつも「われわれは皆何よりもまず端的に人間なのだ、幸運な成功者であろうと、満ち足りて超然としていようと、悲惨な精神障がい者であろうと、何であろうとそれは変わらない」という理念を陰に陽にみずからの引照基準としていた人であった。

医博・メイブル・ブレイク・コーエン

 まだ本文には入りませんが、多忙の中で、睡眠時間を削ってでも読みたくなる本でした。
 利休も茶は技術ではなく、気持ち(人を思う)だと言っていました。
きっと自分たちの仕事も、プロとしての技術を備えてるのは当たり前として、こういう思いを理念に持ち、日々過ごしていけたらと思いますし、施設もサリヴァンの言う、シンタクシス的に機能していけたらとも思います。
 サリヴァンの本を一通り読ませて頂いたら、共同作業をしたという、エドワード・サピア(人類学者)の本も読ませて頂きたいと思って居ます。(いつになるか分かりませんが.....。)
 


 昨日は義母の外出で、奥山半僧坊に行って来ました。
浜松で働いていた時に、利用者さん達と来たことが思い出されました。
 車椅子を忘れたので、抱えながらのお参りは少し大変でしたが、これ以上悪化すると来れなくなると思うと、大切な時間の様に感じてしまいました。
 休日でも容赦なく仕事の電話がありますが、日常性からしばし離れる機会を作って頂いたこと感謝しています。

 入梅が近いようですね!