うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

うたたねの日曜日と、またまた『精神治療の覚書』より


 今日は、うたたね女子は大忙し!
ジャスコに買い物、セブンイレブンに買い物、ショートの方の送迎、カーマにコピー用紙や封筒の買い物、最後にサンテパルクに散歩!
 写真を撮るよって言ったら、みーちゃんは横向いて『ブーブー』とぶたさんの真似で照れ隠し(笑)
 皆さんお疲れ様でした!


 親分が夜勤明け、神戸館さんから食器やお盆を頂いてきました。
『終活』否、『断捨離』だと言われていたそうです(笑)
 いつまでも長生きしてください!

『精神治療の覚書』より

 薬物の身体に及ぼす効果を言えば、精神薬理学は今のところ、多数ある抗精神薬のいずれを選ぶべきかについてはほとんど教えないので、まったく経験的に、ほとんど漢方医学の薬物選択のように、患者の広い『体質』によって選んでいるのが実状だろうが、少なくとも、一つ、まず考慮すべき因子がある。 それは、薬物効果の、自律神経等への作用と運動系(大脳核?)への作用と抗精神病作用(一次的には間脳だろうか)とへの配分比である。
大脳運動核症状ばかり出て抗精神病作用がほとんど現われない場合がある。
 個人によってこの比は違うが、年齢によっても(十代の人に多いと私はみている)、薬物の量によってもその時の状況因子によっても違う。
運動系への影響と抗精神病作用とは反比例することが多い。

 自分たちは福祉職なので、医療には口出し出来ないし、するつもりはありませんが、沢山の処方をされていても、その人が本当に抑えたい点に作用していなくて、作用点が違うなとよく感じるのが、俗にいう麻酔量処方の方々で、頻繁に処方が変わる方々に共通する見解です。



 薬物に関していえば、第二の因子は、逆説的反応の出現如何である。ただし、これは、一般的に『少量で賦活、大量で鎮静』と定式化される抗精神病薬の中間量が出されている場合が多く、原田憲一氏の指摘されるように、精神病の増悪と混同しないことはもちろん、この状態がたいへんな苦痛を追加するものであることを付言したい。

 強度行動障害のある方が、病院で『寝させたいのか? 暴れさせたいのか? どっちかにしてくれ!』と言われたのを聞いたことがあります......。
 中井久夫先生がその方を診られたらどう処方されたのか?
本を読む量が増えるにしたがって、分からないことが正比例して増えてくるのは何故でしょうか?