うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

ホースセラピーと、「麻痺性腸閉塞」



 今日は、ホースセラピーの支援をさせて頂きました。
ホースセラピーは中々縁遠く、約1年くらい行けそうで行けなかったので凄く楽しみにしていました。
 早く着き過ぎたので、先に利用者さんが用意された、リンゴと人参を馬さん達に食べて頂きました。
リンゴは蜜化していて、凄く美味しそうでした!

 こちらのワンちゃんは、人参もリンゴも食べる様です。
美味しそうに食べていました。
厩舎の方の話によると、馬さん達が美味しそうに食べているからではないか?との事でした。
 うちのヒーヒー王子は食べません......。なんてヘルシーなワンちゃんでしょう?



馬場から出て、敷地内をゆっくり散歩!
何て優雅なんでしょうか?時間もゆっくり流れていきました!
 途中から手綱に持ち替えて、本格的に乗られていました。
厩舎の方(調教師さん?)が、手綱を持って乗るのは腹筋等、筋肉を非常に使うので結構疲れるとの事でした。
 乗ったことがないので、全然わからないので済みませんと、謝ってばかりでしたが、一緒に歩くだけでも気分を味わせて頂きました!
 


 自分が乗ると、体重がそこそこあるので、馬さんが可哀想だと思われます......。
 

 素敵な時間をありがとうございました!
自分がセラピーを受けたような気がしました。




 先程、浜松の脳性麻痺をお持ちの友人から電話があり、「麻痺性腸閉塞」で、約1ヵ月入院されていたとの事でした。
 体が硬いと普通に出来る手術も、部位により出来ないこともあるとの事。いつも大きな夢を持って、色々な事を学ばせてくれる彼も、今回は少し元気が無い様な気がしましたが、世間話を沢山させて頂き、最後にお互いの体の事を気遣い合いました。
 皆さんもこれから寒くなるので、ご自愛下さるようお願い致します。

 パソコンの前に座っているときに電話があったので、「麻痺性腸閉塞」をネットで調べながら、彼と話をさせていただき又、色々教えていただきました。
 尚、彼の場合、医薬品による物ではないとの事でした。
似たような症状をお持ちの利用者さんも居られるので、本当に勉強になりました。ありがとうございます。
 
麻痺性イレウス(paralytic ileus)(厚生労働省
•腸管の内容物の通過障害をいう。麻痺性(腸管の蠕動停止による)と機械性(腸管の器質的障害による)があるが、薬の副作用として認められるのは麻痺性イレウスである。
同義語・・・「麻痺性腸閉塞」「腸管麻痺」
•腸管の動きが鈍くなる「麻痺性イレウス」は、医薬品の服用によって引き起こされる場合があります。
鼻炎薬、あへん系鎮痛薬、免疫抑制剤抗精神病薬、鎮痙薬、頻尿・尿失禁治療薬、抗がん剤、α―グルコシダーゼ阻害剤(糖尿病治療薬)などの医薬品でみられることがあるので、これらのお薬を服用していて、次のような症状がみられた場合には、放置せずに医師・薬剤師に連絡してください。
  「お腹がはる」、
  「著しい便秘」、
  「腹痛」、
  「吐き気」、
  「おう吐」
などがみられ、これらの症状が持続する

1.麻痺性イレウスとは?
•麻痺性イレウスは、腸管の動きが鈍くなり、排便が困難になることにより起こる病気であり、医薬品により引き起こされる場合もあります。
主な症状として、
a.「お腹がはる」、
b.「著しい便秘」、
c.「腹痛」、
d.「吐き気」、
e.「おう吐」
があり、排便、排ガスの停止、腸内のガスの増加などが認められますが、腹部の圧痛や打痛はなく、また発熱は認められないことが多いとされています。
麻痺性イレウスは、徐々に症状が現れるため、上記のような病状に気づきにくく、注意が必要です。
麻痺性イレウスが生じた場合、医師の指示に従った服薬の中止など、速やかに措置をとれば問題はありませんが、気づかずに長期使用すると重くなる場合があります。
麻痺性イレウスをおこす医薬品には、鼻炎薬、あへん系鎮痛薬、免疫抑制剤抗精神病薬、鎮痙薬、頻尿・尿失禁治療薬のように、自律神経系を介して腸管の運動機能を抑制するもの、抗がん剤のように腸管に障害を起こすもの、α―グルコシダーゼ阻害剤(糖尿病治療薬)などで起きるものがあります。
また、糖尿病の方、腸管運動が低下しやすい病気の方や、麻痺性イレウスを起こす医薬品を併用しているときには、より麻痺性イレウスをおこしやすいといわれています。

2.早期発見と早期対応のポイント
•「お腹がはる」、「著しい便秘」、「腹痛」、「吐き気」、「おう吐」などがみられ、これらの症状が持続する場合で、鼻炎薬、あへん系鎮痛薬、免疫抑制剤抗精神病薬、鎮痙薬、頻尿・尿失禁治療薬、抗がん剤、α―グルコシダーゼ阻害剤(糖尿病治療薬)などを服用している場合には、放置せずに医師、薬剤師に連絡をしてください。
受診する際には、服用した医薬品の種類と量、服用からどのくらいたっているのか、症状の種類、程度などを医師に知らせてください。