うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

来年の手帳と定款変更と弁護士さんのブログ


 来年の手帳を頂きました!
明日で10月が終わり、11月になりますね!さすがに11月ともなれば、来年を考えてしまいますし、スケジュールも立てないといけません。
 やり残したことばかりなのに、来年の事を考えるというのも、何か腑に落ちませんが、準備も必要です。

 今日は、岡崎の法務局に定款変更の届けを出してきました。
法務局の方も、遠方から申し訳ないと、沢山ご配慮頂きありがとうございました。

 それから、就業規則、給与規則を打ち直していただいた物を読み返し、素人が分かる範囲で訂正させて頂き、専門家に見ていただきます。
 今日の法務局の書類もそうですが、一字一句間違ってはいけないので大変ですね。
 何回も読み返すのですが、何か所か誤字があったり思うようにいきません。
 月末・月初めもそうですが、年度末に向けても頭が痛い日々が続きます。
 請求や会計をしていただける様になり、大分楽にはなりましたが、数字や文章は苦手です。



 いつも紹介させて頂いている弁護士さんのブログが送られて来、同じ思い(程度の差はありますが)を持たれているなと感じましたので、アップさせて頂きます。

№1265 方向の見える瞬間

 私には時々前の方がサーと見える瞬間がある。




 例えば、数学の難しい問題に取り組んでいると、何だかパッ見えて、「ああ、これは解けるな」と思うような瞬間がある。それは証明する数式がいちいち浮かぶわけではなく、何かできるかなとただ思うだけの瞬間だ。




 同じように、人生の方向がざっと見えて、ああこれで行こうかなと思うのだ。これは説明のできない瞬間だ。私だけではなく誰もがそういう瞬間があるのかも知れない。振り返ってみてあのときが人生の分岐点だったと思うようなひらめきかもしれない。

 

 私はここ何年間も弁護士としてのあり方や、法律事務所のあり方を模索してきた。新しい正義を実現したいと思う弁護士を迎え入れ、彼らにとって学校のような法律事務所作りたいと思ってきた。




 しかし、それはとても難しく、なかなか方向が見えてこない作業だった。

 利益をあげ、一方で社会貢献を実現し、さらに個々の弁護士を成長させなければならない。いろいろ考えが錯綜し、事務所運営の明快な理念に欠けていた。




 この記事を書いていて、うちの弁護士や事務員のことを思い浮かべ、事務所全体のことや私の事務所を支持してくれるお客のことやいろいろ思い浮かべていると、何だか「これは行けるかな。」という感覚が湧いてきている。




 新しい体制ができあがり、所長は所長の役割を持ち、若い弁護士たちはそれぞれの役割を持ち、事務員も役割をもち、全体が一つの生き物のような家族のようになっているような感覚を持っている。




 たぶん、今なら、順を追って整理すれば、事務所の明快な理念を組み立てることができるだろう。事務所に所属する全ての構成員の人生が見えてくるような気がしている。それは所員同士の役割の確認だったり、我々が提供すべきサービスの品質であったり、さらには営業上の展開だったりする。




 一つの企業体を運営するとは定義ができないところがあって、考え抜いた上での直感のようなところがある。その揺るぎない直感をもとに組織を組み立て、商品の品質を向上させ、さらに市場を開拓していく。事業を分析すること,、分析した上で行動することは比較的やりやすいが、その根本方針を直感する機会はそう多くない。