うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

彼岸花


 彼岸花も、そろそろこの地域では、終わりを迎えようとしています。
今日も、苦手な事務仕事の息抜きに、彼岸花について少し調べてみました。


花言葉:情熱、悲しい思い出、独立、再会、あきらめ
備考:彼岸花花言葉は色による違いはありません。
誕生花:9月20日
原産地:中国
学名:Lycoris radiata
英名:red spider lily
和名:ヒガンバナ(彼岸花)
別名:マンジュシャゲ(曼珠沙華)、リコリス
目名:ユリ目
科名:ヒガンバナ科
属名:ヒガンバナ
草丈:30cm〜50cm
毒性:有り
 

 彼岸花は中国南部(揚子江流域)にあったもののようです。伝来は諸説あり、地質学や宗教など多岐に渡り、はっきりしたことは分からないようです。
 日本の畑や田圃の周りに多いのは、密に張った根が、田の畔や土手の補強や土止めになるといわれ、また、植物の有毒性を利用してモグラや野ネズミに巣穴を作られないようにするとの事。
 水田の畔や畑の土手などに群生するのは、このためで、結構、農業の役に立つ植物なのですね。
 昔の人はモグラ避け以外でも救荒食としてこの花を育てていました。
ヒガンバナの毒成分は、水に溶け易いので飢饉のときに鱗茎をすりおろして水に晒して毒を抜き、デンプンを取り出し団子など餅状にして食したそうです。
古代から、苦いどんぐりや山芋のあくぬきには、流水を利用してきたことから、抵抗なく食物として利用されていたようです。
 鱗茎の澱粉は、食用の他に良質の糊となり、この糊で貼った屏風や襖は虫に食われることはないとも云われます。


 茶花では、鶏頭(色も)と共に有毒なので禁花ですが(桜が禁花なのは分かりますが、何故?つつじが禁花?)、仏教では大事な花なので不思議です。
 彼岸は昼と夜の時間が同じということで、右にも左にも偏らない「中道」という釈迦の教えに一番の日。その名前を持っているのに、これまた、不思議です。
 白い彼岸花なら、きっと自分なら活けるでしょう!
近くに、白い彼岸花が沢山咲いている場所があり、傍を通ると、見入ってしまいます。
『花の上手は何の花にても心次第なり、花に法度というは初心のためなり』(千利休 又、福祉職に置き換えてしまいます......。

  各市役所さんへの書類が日をずらして、送られて来ますので、他市さんにも対応出来る様、準備をしながら進めていますが、やはり数字は苦手です........。