先日、農業の師匠F氏が、うたたねにチシャを沢山持ってきてくれました。
2月からブラジルに帰られるということなので、夕食をご一緒させていただきました。
今回は、ブラジルの会社、家に寄ってから、人生最後になる予定の旅行に、チリとモザンビークを選ばれたそうです。
ベトナムでの水耕栽培指導で出会った方の話を聞き、モザンビークに決められたとのこと。お帰りになられたら、楽しいお話が聞けるといいなと思っていますが、今回も片道切符で行かれるとのこと。
先日、入院されておられた様子なのでその言葉にも、今回だけは説得力がありました。
いつの時代も、先を進んでいる方は、中々世に認められず、悔しい思いもあると思いますが、自分としては、大切な人の一人ですので、ご無事に帰ってこられるように、祈るしか術はありません。
自律神経について、もう一度真剣に勉強をしていたこともあり、話の中で、仕事に熱中するあまり、命をかけてしまうのは白人に多いとの言葉には、頷きました。
北方の方々は交感神経が優位になる傾向があり、南方の方々は副交感神経が優位になる傾向があるので、必然的にそうなってしまうのですね。
日本でも東北の方は粘り強いと言われますし、沖縄の方はおおらかとも言われます。
中国もイタリアでも一つの国の中でも、まるで民族が違う(中国は実際に違うかもしれませんが)かのようです。
温州の友人もそう言っていました。
人間も植物もホルモンに支配されていると言っても過言ではない気がしますが、それを調節しているのが自律神経なので、日々の支援の中でも
安定した生活を送るのにはどうしたらよいのか?と考える時に、自律神経の学習は必須になってくると思っています。
F氏とお話させていただいていると、色々な事に、イマジネーションが湧き、そちらへ頭と気持ちが、いつの間にか移動してしまっているのが常です。
F氏に再会できる事を願ってやみません。