うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

つのぶえ


 小羊学園さんからいつも送って頂いている『つのぶえ』が今日、届きました。
 表紙には、先日、理事長が行かせて頂きました、創立感謝祭の事が書かれています。
 最後の文章に、創立者である山浦俊治先生の言葉の解説を稲松さんがされていましたので、アップさせて頂きます。

 山浦先生が言われた『平和運動』は『戦争がない』ということに留まらず、どんなに貧しくても力がなくても、居心地のよさをを感じられる場所をつくることではないだろうか。
 現代社会は、色々な面で便利になり、ある意味生きるための苦労は少なくなったかも知れない。にもかかわらず様々な人たちが自分の居場所を見失っている様な気がする。
 小羊学園の周囲で作りだされる社会(出会いとつながり)に居心地よさを感じられるかどうかは、これからの小羊学園のあり方を思うとき、大切なキーワードの一つになる様な気がしている。


 いつも何かあった時に、相談させて頂いている、神戸館店主・長澤さんも先日、人間は支えられる方と支える方がいて、きっと支えられる方よりも、支える方の方が、幸せを感じているのではないだろうか?と仰っていました。
 自分達も障がいをお持ちの方々の支援をさせて頂いてそう感じています。生かされていると!
 幸せって、どんなに貧しくても、非力でも感じる事が出来る筈です。
 山浦先生も、稲松さんも、長澤さんもそれをしっかり感じる事が出来る方だと思いました。
 自分達は、まだまだ貧しく非力ですが、彼らの様に、いつかはなりたいと思っています。