うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

山登りとユマニチュード


 ひーひー王子と朝、山登りに行きましたら、椿の花が沢山落ちていました。
 今日は冷えましたが、山登りをしていると、薄着でも汗ばみました。
最近は、良い医師に恵まれているので、医師の言うことを聞いて、沢山歩くようにしていますし、自分の用事の時は、自分の車がないので、自転車で動いています。
 今日は市役所まで2往復しました。
往きは下りで、帰りは.....。汗ばみました....。


 昨日の山登りで、椎茸を作っている方に遭遇しました。
素人なので、上手く出来ないとの事でしたが、昨年の春から上らせて頂いていますが、そういえば見たことがない.......。
 札幌の加藤さんの施設では、石狩で椎茸を作っているとの事、すろーじゃむでも作ってみましょうか?
『あり』時間(農作業やぶたの世話)・『キリギリス』時間(アートや音楽)・『なまけもの』時間(昼寝やお風呂やのんびり)を作ろうと考えています。
『なまけもの』は理事長が考えました。
 単元学習を今、勉強し直し、すろーじゃむを皆さんに有効に使って頂きたいと思っています。(うたたがするので、教育的にはなりません)
 
 自宅でも事務仕事が出来る様になり、余計に仕事が増えました(笑)

 


 夕食時、NHKを見ていたら、『ユマニチュード』というのをやっていました。
 “魔法”のようなに惹かれ、食い入るように見させていただきましたが、魔法なんかではなく、障害や病気があっても、人間として扱うという当たり前の事でした。
 でも、それをアカデミックにしないといけない程、この世は情けないことになっているのでしょうか?
 ヨーロッパでは、資格社会になっていると耳にしてから久しい様な気がしています。
20代の時、過労による心臓発作で、救急車で病院に運ばれ、朦朧とした中、医師がニトログリセリンと叫び、舌の下に何かを入れた記憶があるまで、頭の中が文字通り走馬灯の様に、今までの記憶が流れ、これで終わりかと思いましたが、何とか今、生きています(笑)

 運ばれた病院では原因が分からず、京大病院に行くよう、入院中に言われ何度か行きましたが、医師は学生を数人連れて無料にしてあげるから、学生にも見せてくれと言われ、一つ返事で承諾(笑)しましたが、3回目まで医師は、自分の目を見て話しもせず、触診すらしないありさま.....。
 おまけに、学生の問診では、自死した母親の事、アル中で岸和田の徳洲会病院で医師に、血管にアルコールが流れていると言わしめた父親の事等、詳細に聞かれ、ただより怖いものはない....(笑)
 4回目に勇気を振り絞り!「先生は神様ですか?」「君は変なことを言うね。」「触診や顔相を診ないで診察するなんて!」と上ずった声で言ってみたら、「そうだ、失礼しました」と顔を見、触診を始めました。
 結局、虚血性心疾患という名前を頂きましたが、最近、既往歴に虚血性心疾患なんて書いたら、医師連中はびっくり仰天するのに気が付きました(笑)
 自分的には自律神経失調症だと感じています。
回復するのに約3年かかりました。

 長くなりましたが、現在、お世話になっている先生方は、きちんと触診もして頂いていますし、長い間苦しめられていた、ステロイド地獄からも脱出させてくださいました。

 弁護士さんのブログではありませんが、その道のプロとして、当たり前の事を普通に出来るという感覚がなくなって来ているのでしょうか?
 
 豊橋の障害者施設の理事長さんが、心のない職員が沢山入ってくるので、ヘルパー2級以上と資格をつけたけど、変わり映えしないと嘆いておられたのも、最近の事........。
 結局は、好きこそ物の上手なれ、でしょうか?

  NHKのサイトに詳しく出ていますが、さわりを打ち込みましたので、アップさせて頂きました。


 認知症の人たちが笑顔を取り戻す“魔法”のようなケアと注目されている、フランス発祥の認知症ケア。(担当:飯野奈津子解説委員)
 そのケアというのは、「ユマニチュード」と言われていて、人として接するという意味。
フランス人のイヴ・ジネストさんとロゼット・マスッコティさんの二人が30年余りかけて作り上げたもので、日本でも去年から二人を招いた研修会が開かれるようになりました。
 このケアのテクニックは、家庭で介護している方にも参考になると思いますが、最近は、救急患者を受け入れるような病院で、取り入れるところが出てきているそうです。