世界各国には、沢山の偉人が太古の昔から排出されています。
偉人伝を好んで読んでいるわけではありませんが、老子・荘子・孔子・墨子には沢山の事を、学ばせて頂いています。
今回は、フィクション混じりでしょうが、墨攻を見て、又自分達のミッションを考え直す機会を得る事が出来ました。
兼愛 「天下の利益」は平等思想から生まれ、「天下の損害」は差別から起こるという思想(墨子は最初儒教を学んでいたが、そう感じる様になったとの事)。全ての人に平等な愛をということである。
非攻 一言で言えば、非戦論である。墨子直著と見られ、「人一人を殺せば死刑なのに、なぜ百万人を殺した将軍が勲章をもらうのか」と疑問を投げかけている。
キリスト教の思想と似ていると言われていますが、それ以前の物でしょうか?
今の権力者や政治家と明らかに違うのは、ぶれない思想と有言実行があったと言う事でしょうか?
21世紀は弱者の時代と言われながら、世界的に貧富の差が如実になって来ている昨今、政治家さん達も、自分達の保身だけを考えるのではなく、有権者も、今現在からの脱出だけを考えるのではなく、本当に日本の未来を考えている方に(とは言うものの、いるのかな?)一票を投じて欲しいと切に思います。
自分達は、まだまだ、革離の様にはなれませんが、日々精進して少しでも近づける様になりたいと思っています。
余談ですが、今の中国にしてしまったのは(少数民族の方々が生きづらい)秦の始皇帝が、統一してしまったからだと言う方が居られました。
ヨーロッパの列強も然りで、其々の地域で、其々の文化を持って生活をされていた方々を強制的に自分達の文化に引き込まなければ、どんな世界になっていたのでしょうか?医療や福祉的支援は必要なのか?
障がいをお持ちの方々にも、其々の文化があり、佐々木正美先生曰く、彼らを自分達に近づけるより、自分達が彼らに近づく方が簡単で近道なので、まずはそこから始めるのが良いと!
ノースカロライナでは、佐々木先生とメジホフ先生の周りに自閉症の方々が集中して集まって居られた姿が今でも焼きついています。
墨攻を見ていて、ふとそんな風景が頭に浮かんで来ました。