うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

2年振りの大アサリ!と、精緻な細工が魅せる真珠貝細工 その技術は存続の危機にと、【体験者が目撃者へ変身することは、被害を被り苦しんでいる者が、犠牲者とは別の人格に移行することである。そうした過程で、患者は自分の体験について「別のシナリオを想像することが出来るようになる」のである。】

 

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 毎年恒例の大晦日のまりちゃんとの大アサリが、今年は今のところコロナが落ち着いているので、2年振りに食べて来ました!

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 雪も舞う寒い日になりましたが、お天気で良かったです!来年も来れますように!

 

 ギターでも使われるインレイも同じような貝から出来ていますね。良質な木材が不足する中、同じ素材でも木目があったりして使われなかったものが使われるようになったり、条約などで使うことが出来なくなったりしたものもあるようですが、素材だけでなく、技術がなくなれば元も子もなくなりますね。

「ヨルダン政府の管理下にあったときは黄金時代でした。ヨルダン政府は、この産業を推進し、税金も免除されていました。私は同じ職人をしていた家族に言われるがままに、この仕事を始めましたが、当時は教員よりも良い給与をもらっていたのです」。しかし、1967年の第3次中東戦争のあと、イスラエルによる占領が始まると、状況は一変したと話します。「占領下では税金などが課されるようになりました。私たちは原材料となる真珠貝をパレスチナの外から輸入しなければならなくなって、さらにコストがかかるようになり、産業全体が大きな打撃を受けました」。


 

 引用が前後してしまいました!

上げることが出来ない日が増え、順番が変わってしまっていました。画像のところは重要な気がしますので、もう少し続けます。

体験者が目撃者へ変身することは、被害を被り苦しんでいる者が、犠牲者とは別の人格に移行することである。そうした過程で、患者は自分の体験について「別のシナリオを想像することが出来るようになる」のである。だから自覚できるまでに時間がかかるのかも知れませんね。

像が、本人の意識にとってあり得ぬものである限り、それは患者を巻き込んだ画面として再現され続け、患者はその場で起こった出来事を演じ続けることになる。
かし、いったん画像を現実の情景に変換させることが出来れば、それは描写され、指し示される指示対象(レファレント)となる。患者は、画像の中で演じる者から、画像を目撃する者へと変貌するのである。
ミニク・ラカプラは、犠牲者の回復を「犠牲者としての自分以外の自己を再建する試みにかかっている」と言っている。体験者が目撃者へ変身することは、被害を被り苦しんでいる者が、犠牲者とは別の人格に移行することである。そうした過程で、患者は自分の体験について「別のシナリオを想像することが出来るようになる」のである。