うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

昨日と今日のうたたねと、発達障害「個」の心を突き詰め治療 調書漏えいで過去に有罪の医師、今も貫く信念と、【「いないいないバー」が少し発達すると「隠れんぼう」になります。】

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 今日も音楽にノッて、皆さん賑やかに、にこやかに過ごすことが出来、感謝です!

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 今日もドライブや男子だけすろーの湯に行ったり、自粛生活が完全には解けない中、笑顔で一日を終えることが出来たこと感謝です!


 事業構想という雑誌を偶然見つけ、覗いてみたら復学に備えて、ちょうど良い内容でしたので、定期購読とサイトを覗けるのに申し込みました。出ている物が自分たちの事業とフィットしている訳ではありませんが、ヒントが沢山ありました。講義中のディスカッションで福祉の制度にすれば持続的な事業になるのでは?と言ったら、なんでもかんでも福祉の制度に載せるのは如何なものか?と、湯浅誠さんにも言われましたが、既製の制度ではなくて、新しい福祉制度を作れば良いと思いませんか?何も今の制度に縛られる必要なんかないし、イノベーションというならば、余計に今の制度を変えて行かなければ、イノベーション足り得ないと思うのは自分だけでしょうか?


 

■「凸凹などと甘く見てはいけない」 喜びは、患者の人生が進む瞬間  この間、「発達障害」は広く認知されるようになり、専門の医療機関も増えた。しかし、「発達が凸凹しているだけなので、長所を伸ばせば良い」などの単純化された認識も拡大し、崎濱さんは「甘く見てはいけない」と手厳しい。  たとえば多動の症状がある子に対し、ASD自閉スペクトラム症)由来か、ADHD(注意欠如・多動症)由来かを誤診し、治療法や投薬も間違ってしまうケースがある。また、「グレーゾーン」という曖昧な診断により、その後の通院が途絶え、生きづらさを抱えたまま成長する子もいるという。  崎濱さんは「発達障害は年齢や環境によって変数が大きい。だから、『個』の心を突き詰めて診断し、治療しないと」と指摘する。幼稚園や学校の先生、保護者からも詳しく子どもの様子を聞き取り、診断や治療に反映するのが崎濱さんの手法だ。

 

 下記もウィニコットですね。ひとりで居れる能力!こちらも現場でも大変必要なスキル。利用者さんにとっても支援者にとっても必須のスキル!

 被で寝れなかった方がひとりで眠れるようになったり、離席なく食事が出来るようになったり、支援者が少し離れていても静かに過ごすことが出来たり、可能性が拡がる能力でもありますね。

 〜「いないいないバー」が少し発達すると「隠れんぼう」になります。母親から隠れて、見つかって喜ぶ。母親を視野の外に出して、また発見することを繰り返す。この過程が、ことに激しい不安を伴って起こるのが、「再接近期」なのです。思春期のいろいろな問題は、幼いとき「再接近期」の不安と自立の衝動の葛藤が激しかった子どもに起こることが多いといわれています。思春期で再びその混乱を引き起こすからです。
 「再接近戦」を過ぎると、母親というものの対象像が心の中に安定してきます。だいたい3歳前後ですが、子どもにとって、母親は自分がどこにいても、いつもそこにいて、そこに戻れば母親がいると心のなかで確信されると、自立能力の高まりとともに、安定した母親離れができるのです。
つまり、内的な対象としての安定した母親像が確立されたことになります。これをマーラーは母親像についての情緒的な対象恒常性(emotional object constancy)の確立とよんでいます。
 そうなると、母親が見えなくてもひとりで遊んでいられる。しばらくの間母親がでかけてしまっても、ひとりで安定して待っていられるようになる。子どもがこのように安定した母親離れができるようになるというのが、マーラーの「分離・個体化」の研究ですが、この段階に達した子どもは、それまでの母と子の二者関係の世界から、父親、母親と自分という三者関係の世界をもつようになります。