うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

昨日のうたたねと、年配社員をリストラすれば企業は強くなるのか? 優秀人材から解雇した八田與一の教えと、【マーラーの「分離・個体化」のプロセスの特徴は、子どもが母親から離れるときに決して直線的に離れていくのではなく、はなれようとしてまた戻ってくるという往復運動で見ているということです。】

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 昨日は江比間漁港に散歩に行きました。台風接近で快晴とはいきませんでしたが、秋らしい爽やかさで、ちょうど良かったです。花もキレイに沢山咲いていて、素敵なロケーションでした。

 

 下記の記事は自分が大学院で学んでいることでもありますし、かつて自分も職場で君みたいにいろんな事業をして来た人間はどこでも潰しが効くとか、マニュアルがなくてもいろんな経験をして来た人間だから、他の職員には君のやり方は合わないとか………。しかし、その現場にひとりでもきちんと仕事が出来る人間が居れば、それに倣って皆さんがやれば、簡単に出来るようになります。それを大規模な事業で行い、示したのが八田先生だったんすね。施設もそうです。ひとりきちんとした支援が出来る人間がいれば、その施設の大多数が大変な支援が出来るようになります。

 八田には、生涯を通じて変わらない一つの設計思想があった。それは「技術とは、その受益者のためにある」という信念だ。

 よくある官製インフラのように、作ることが目的のハコモノや予算消化のための事業構想とは全く異なる。

 

 この状況に追い詰められた八田だったが、彼は迷いなく、異例の決断をする。それは「日本人、台湾人の区別なく、優秀な技術者から辞めてもらう」というものだった。

繰り返すが、「優秀な技術者から、辞めてもらう」である。

当然のことながら、各領域の職長級からはそれでは仕事が回らなくなると懸念が寄せられるが、八田はこう答えた。

「諸君の心配はわかるが、優秀な技術者なら再就職に苦労はない。しかしそうでないものを解雇したら、家族ともども路頭に迷ってしまうだろう。どうか理解し、その穴埋めに皆で協力して欲しい」

そして解雇するものをひとりひとり呼び出すと、割増の賃金を自ら手渡し、泣きながら詫びた。

 

 カーンバーグ、ジェイコブソンのつぎは、マーラーエリクソンを考えています。カーンバーグの次の章はマーラーを掘り下げていますので、それを読ませて頂いてから判断させて頂こうと思案中(笑)です。この世の全ては反復ですね。

 ーラーの「分離・個体化」のプロセスの特徴は、子どもが母親から離れるときに決して直線的に離れていくのではなく、はなれようとしてまた戻ってくるという往復運動で見ているということです。
 体的に言うと、子どもの発達は「いないいないバー」はいないこと、「バー」というのは会うことです。つまり別れと再会ーー離れていこうと言う気持ちと再会しようという気持ちーーの組織的な研究がマーラーのグループによる「いないいないバー」の研究なのです。〜