バンドクラブの準備と、ユダヤ人とパレスチナ人が互いの民族を“ラップ”で罵り合う─話題の動画に込められた「思い」とはと、【人間には、考える欲望やどこまでも知ろうとする好奇心が生来備わっているかのように言われることがあるが、それは誤りである。】
今日は夜勤明けでしたが、バンドクラブの撮影の準備をしていました。自分はめんどくさいので(笑)、アンプ直結が多いですが、コンプだけ入れました。こんな感じで行こうと思います。
現場はお盆で帰省されておられる方が多いのに、ショートさんで賑やかでした。事情があって帰省できない方もおられるので、賑やかで良かったです。
下記は寝ぼけながら見ていたニュースにあったものです。本音で言い合えないと、何も解決できませんね。
見せかけの礼儀正しさはいらない
ウリヤ・ローゼンマンはイスラエル軍の基地で育ち、精鋭部隊の士官として働いていた。父親は戦闘機のパイロットで、祖父は1967年にイスラエルが嘆きの壁をヨルダンから獲得した際、落下傘部隊を率いていた。
サメフ・ザクートはイスラエルのパレスチナ人で、ユダヤ人とアラブ人が共存する都市ラムラで育った。家族は1948年、イスラエルが独立を果たした第一次中東戦争で故郷を追われている。この戦争はパレスチナ人には「ナクバ」と呼ばれており、大災厄を意味する。ザクートの親戚の多くはガザ地区に逃れた。
彼ら2人は、イスラエルでバズったラップの動画に出演している。自動車の修理工場で、小さなプラスチックのテーブルを挟んで向かい合い、互いの民族に対する侮辱や偏見をぶつけるのだ。
ユダヤ人国家、そしてその地に住むマイノリティであるパレスチナ人との間で、渦巻く敵意を覆い隠していた見せかけの礼儀正しさは、この動画ではかなぐり捨てられている。
この本は、下記の補論が自分には一番はまりました。人間は、必ずしも、徹底した探求を好まないは、自分のことを考えるだけで十分理解できます。レベルの低い話ですが(笑)。それをどうやったら探求できるようになるのか?本筋をついている気がしました。
補論 思想の不法侵入者
人間は、必ずしも、徹底した探究を好まない。人間には、考える欲望やどこまでも知ろうとする好奇心が生来備わっているかのように言われることがあるが、それは誤りである。
私が見るところ、人間は一定の水準を超えて考え、知ろうとはしない。むしろ、人間はときに、思考を積極的に拒否しさえする好奇心思考・思想への渇望は、人間の本来的な欲望の中には含まれていないのだ。
この事実は、ジャック・ラカンやジル・ドゥルーズがすでに指摘してきたことである。ドゥルーズは、人間をあえて考えさせるには、外部からのショックが必要だと述べる、そのショックを「不法侵入」に喩えている。〜