うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

茶葉と、今日のうたたねと、気休めにしては危険すぎる…現役医師が「空間除菌グッズは使うな」と断言する理由と、【  しかし超自我の発見は、こうした先入観を裏切っているが、新たに発見されたのは、自己批判や良心というような社会に高く評価される心の働きが実は無意識的なものだということである。】

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 お茶摘みというより、こちらはお茶刈りでしょうか?機械で刈り取った茶葉が車の前を走っていました。初夏ですね!

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 久しぶりに金曜日の散歩にあたり、ラッキーでした!今日は散歩と言うよりもジョギングでした!いつもは1時間以上かかる林道を約30分で走り抜けました!

 

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 精神分析続きで読ませて頂いている本が、大学院のレポートに役立つことが多くなってきました。無駄ではなかったので、ちょっと嬉しいです(笑)。

  先日、オゾン除菌装置をネットで調べていたら、数日したらオゾン除菌装置の営業の電話が施設にありました。ちょっと不思議ですね(笑)。下記とは関係ないのかも知れませんが、ネットやメディアの情報を鵜呑みには出来ませんね。その人にとっては効果があっても、違う人が使うと反対に害を及ぼすこともあるのは、下記のようなものだけではなく、支援にもそういうことがありますね! 

効果や安全性を厳密に検証していない空間除菌グッズ

新しい薬やワクチンの開発では、試験管内や動物実験で有望でも、実際に使ってみるとまるで効果がなかったり、害が大きかったりすることは、よくあります。

なので、必ず臨床試験で効果や安全性を確認します。空間除菌については建物内でインフルエンザ様疾患や児童の欠席を評価した研究はあるのはありますが、どちらも小規模で、臨床研究計画が事前登録されているかどうか論文に記載がなく、ランダム化もされていません(※3)。

これらの研究は10年以上前に発表され、結論部分で今後の検証が必要だと書かれています。もし私が空間除菌製剤を製造・販売するメーカーの責任者で、空間除菌に感染予防効果があると信じているとしたら、次はより質の高い研究を計画・実施します。具体的には臨床研究計画を公的な第三者機関に事前に登録し、ランダム化比較試験を行い、国際的な医学雑誌に発表します。

事前登録をする理由はインチキの防止です。事前登録なしの研究成果を発表しても、小規模な研究をたくさん行い、自社商品に都合の悪い結果が出た研究は発表せず、偶然でもよいから有意差が出た研究だけを選んで発表したと疑われます。

ランダム化の理由は介入群と対象群の背景の差によるバイアスを防ぐためです。インチキやバイアスの可能性を排除した質の高い研究で効果を証明できれば大手を振って効果を謳えますし、商品も売れて会社の利益にもなります。何よりも世界中の人たちを感染症から守ることができます。

(※3)三村敬司ほか、二酸化塩素放出薬のインフルエンザ様疾患に対する予防効果、日本環境感染学会誌/25巻(2010)5号
※Norio Ogata and Takashi Shibata, Effect of chlorine dioxide gas of extremely low concentration on absenteeism of schoolchildren, International Journal of Medicine and Medical Sciences Vol. 1(7)pp. 288-289, July, 2009


  上記の脳の科学史は、竹中先生の本に出ていたので購入させて頂きました。フロイトはやはり凄いと思うと同時に、何かに突出している方は、違うものをしても突出する(フロイトの場合は神経学でもその時代では最先端を行っていたとのことが書かれています)ことは、驚くことではないですね。

 下記も含め、改めてフロイトの凄さを感じることが出来ました!

   意識は必ずしもフロイトによって発見されたのではなく、フロイト以前から、そういう考え方がなかったわけではない。

 事なのは次無意識が新たにどのような性質を持つものとして理解されたかである。一般的に言って、心の奥底にある無意識に、理性では承認しがたいものが潜んでいると言われても、大して驚きはしない。

   返して言えば、社会的に高く評価されるような心的作用は、よこしまな欲望とは逆に、意識的なものであると思いこみがちである。

   かし超自我の発見は、こうした先入観を裏切っているが、新たに発見されたのは、自己批判や良心というような社会に高く評価される心の働きが実は無意識的なものだということである。

 ロイトの表現によれば「自我のもっとも深い場所にあるものだけではなく、われわれの価値の尺度〔社会的倫理的価値尺度=引用者註〕によると、もっとも高い場所にあるものも、無意識的でありうる」。