うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

ピックとクラインの本と三木アヤ先生と、シブヤで密を避ける?!~お役所も仕掛けるDXと、【 狂気に強く肩入れするーーそのような姿勢には、ややもすると社会への苛立ちや自己の人生における不全感が裏打ちされているようである。どこか居直りに近い気分があるのかもしれないし、あたかも先入観に囚われていない自分自身を誇っているようにも映る。】

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 今日は休みでした。ピックを60枚購入したり、春休み中に読む本が来たり、新学期の予定を副学長さんに教えて頂いたりしたらあっという間に一日が終わろうとしています。

 平日はZoomで、土曜日だけ対面とのことですが、自分は秋学期の土曜をリスケしたので、秋学期から2期生さんたちと受けることになります。1期生の方の中にも連絡しあえる方が出来たので、2期生の方でもそういった方が出来れば良いなと思っています。平日がZoomになって、皆さん喜んでおられるのではないでしょうか?仕事しながらは大変ですからね.......。ということは1期生の方々とはまたまたお会いできないことになりそうです........。

 クラインはきちんと読んでおかないと、自分が構想していることが完全に近いものにならないと思ったからです。カウンセリングの技術は東畑先生が書かれていたものに三木アヤさんのことが書かれていたので是非読みたかったものです。少しだけ読み始めましたが、東畑先生が書かれていたように、生々しいものです。が、現場の人間としてはユングの引用も含めて、参考にもなるし元気を頂けるものです。東畑先生が紹介する本は良書が多いと感じています。勿論、東畑先生の本も良書が多いですが。

 

  下記は本当にそれを必要としているところにどんどん仕掛けていってほしいですね!

そもそも与信力って銀行さんが作るものではなかったのではないでしょうか?手数料ビジネスだけで儲けようというのは甘すぎませんかね?どんどん中小企業を助けて、一緒に稼いでくださいね!

 

 下記は同じ本からの引用が続きます。分かりやすくて明快な文章でした。続きは次回ですが、言いたいことは凄く分かります。
狂気こそ正常
                                                                                                  春日武彦
狂気に意味を見出す
 狂気こそ正常である、このいささかひねくれた主張は常に世の中の片隅で延々と繰り返されてきた。ことに臨床心理や精神科医療の現場を知ることなく生活を送っている人々によって。

  狂気に強く肩入れするーーそのような姿勢には、ややもすると社会への苛立ちや自己の人生における不全感が裏打ちされているようである。どこか居直りに近い気分があるのかもしれないし、あたかも先入観に囚われていない自分自身を誇っているようにも映る。

  それはそれとして、「狂気こそ正常」といった主張にはいったいどのようなロジックが盛り込まれているのだろうか。およそ3種類程度に分けられるのではないかと筆者は考える。すなわちーー


①こんな腐った社会では、狂ってしまう者のほうがはるかに健全な精神の持ち主だ!

②異常と正常とは、所詮は相対的な関係でしかない。だから狂気こそが実はまともで自  然な精神のありようかもしれないではないか。

③従来の常識や発想を揺るがすような事象は、往々にして最初は異常なものと見なされてきた。だから狂気は、実は未来における正常の前触れなのかもしれない。

 いずれも、正気であるとされるのは単に多数派に属することでしかないといった発想に根差しているように思われる。さらに言うなら、衆愚によって正気は担保されている、と。