うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

本を忘れました!と、うたたね茶会と、【国内感染】新型コロナ 3211人感染確認 過去最多(17日20:30)と、ジミ・ヘンドリックス:永遠のレジェンドと、起業家はユニコーンではなくラクダを目指すべきであると、【なぜなら、ウィニコットは、赤ちゃんの自己が親と乳児のかかわり合いのなかに刻み込まれていることを明らかにしたからです。】

 

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 昨日、車の中に本を忘れたと女性職員さんが写メを送ってくれましたが、読み終えたので、どうぞと言ったら、何人か読みたいようでした。よい本でした!

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  夢の3連休が、なくなり(笑)、一つづつの用事の為に少しずつ出させていただきました。

 今日は午前中だけでしたが、一仕事終えてからうたたね茶会をさせて頂きました。まりちゃんの金箔入り羊羹があったので、しないといけないなと思いながら何日経つのでしょうか?世界中がコロナ禍で大変な中、皆様のご理解・ご協力の中、笑顔でいられることに本当に感謝しています!


 下記は数日前に見たものですが、自分はエレキを持つときにはまず、LittleWingとFOXYLADYは必ず弾きます。後、時間があれば風の中のマリーも弾きます。自分の世代ではありませんが、サンタナのレコードの横にあって、なんかジャケットがかっこいいと、聞いたこともないのにジャケ買いしたことを思い出しました。全て耳コピだったので、今YouTubeで弾き方を見ていると、間違いも沢山ありますが(笑)、それはそれでそのまま弾いています(笑)。あの時にそう弾いていると思っていたので(笑)。

 

  下記は本当にそう思います。自分が若いころに、ゾウの時間ネズミの時間という本が流行っていましたが、それを思い出させる個所もありました。時流を読む力とバランス感覚がなければ経営者にはなれませんね......。

 

バーン(資金燃焼)せずにバランスをとる

 ラクダのようなスタートアップは、規模を拡大するために急成長を遂げて、効率よりもスピードを優先する「ブリッツスケーリング」には関心がない。成長への野心はいずれのシリコンバレー企業にも劣らないが、バランスのよい成長経路を選択する。

 このバランスの取れたアプローチを取るうえで、重要な要素が3つある。

  •  最初から適正価格を設定する

 第1に、新興市場の起業家は、顧客数を永続的に増加させるためにプロダクトを無料で提供したり割引で販売したりして、「バーンレート(資金燃焼率)」を高くする手法をとらない。その代わりに、初めからプロダクトの価値にふさわしい対価を顧客に求める。

 ラクダは、価格が成長の障害にならないことを理解している。価格ではなく、プロダクトの特徴が市場での位置と質を反映するのだ。

  •  ライフサイクルを通じてコスト管理する

 ラクダは同時に、より長期の成長曲線に沿うように、自社のライフサイクルを通じてコストを管理する。

 オンライン教育と学習支援を提供するクイズレット(Quizlet)のCEOであるマット・グロツバックは、人に関する2つのコストの観点からこの戦略を理解している。すなわち、ユーザーを獲得するためのコストと、人材への投資という重要なコストである。

「景気の浮き沈みを生き残れるような企業にしたい」と、グロツバックは説明する。「私にとってのレジリエンス(再起力)には2つの要素がある。1つ目はユーザー獲得に関するユニットエコノミクス、2つ目は成長を促進するうえで人材に投資する際、収益カーブにどのくらい先行してそれを行うか、である。我々は計算し尽くして決断し、投資に期待をかける。決断が正しければ大きく成長するが、間違っていても大損にはならない」

  •  成長軌道を変える

 スタートアップは企業のライフサイクルを通して支出を管理し、長期にわたる厳しい状況を切り抜けられるように備える。シリコンバレーの典型的なスタートアップの現金残高の推移を見ると、深い「死の谷」のようなグラフを描く。収益を上げる前に大赤字を出すことを、グラフの線が反映しているだ。

 一方、フロンティアのスタートアップが描くグラフは違う。ラクダは当然ながら成長を避けたり、ベンチャーキャピタルからの資金調達を拒否したりすることはしない。しかし、その拡大のやり方と、それに伴う出費のスピードはそれほど極端ではない。

 グラブハブのように、目の前の商機を掴み取るうえで必要な時だけ投資を加速する(多くの場合はベンチャーキャピタルから資金調達する)ことを選び、抑制の効いた急成長をする場合もある。

 彼らは急成長を遂げたあとでも、それが必要ならば、サステナビリティ(たいていの場合は収益性も)を再び取り戻せる範囲にいることが多い。ここでの違いは、ラクダが自社の成長軌道を適応させたり、持続可能なペースに戻ったりする選択肢を保持していることである。

 


 こちらは下記で少し離れて、次回からは少しだけですが『手の倫理』に入らせていただきます。

 「一人の赤ちゃんというものはいない」が、下記の全てを語ってくれていますね。クラインの言う、妄想ー分裂ポジションにある時には、利用者さんに一体化するしかないのかも知れませんね。身体的だけでなく精神的にも。

第2章 ドナルド・ウィニコット
 〜ィニコットの有名な「一人の赤ちゃんというものはいない」という表現は、クラインとは異なる視点を強調しています。したがって、少なくとも1945年以降、ウィコットにとって(環境や対象としての)母親が一次的であり本能は二次的なものでした。

 れはフロイトの一次的ナルシシズムの概念を書き換え、経済論の時系列を転換するものでした。ウィニコットの一次的ナルシシズムの明らかな拡張は、それが「臨床的」概念になったことを意味したのです(Roussillon,200)。

 ぜなら、ウィニコットは、赤ちゃんの自己が親と乳児のかかわり合いのなかに刻み込まれていることを明らかにしたからです。

 いかえれば、事実上「自己」とは、オリジナルの対象や環境と共に乳児の「生まれつきの性向」の組み合わせを含んでいたからです。

 人の自己についてのこの事実は、必然的に転移関係において再現されることであり、だからこそ、臨床的概念といえるのです。