うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

すろーじゃむの湯と、キャンプ・BBQでの感染相次ぐ 夏休みのレジャー注意と、紙製ボトルから見えるワイン業界の不都合な真実と、【幼児が耐え難い不安をもっているとき、彼はそれを母親のなかに投影することによって処理する。】

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  今日もすろーじゃむの湯に行ってきました。暑いので少し低めの温度設定です。ゆっくり浸かってきました。

 ブドウは沢山実がなっていますが、これからは害虫と雑草と、ハクビシンとの戦いですね(笑)。どれだけ残るのか?


 下記のような記事をアップしたら、自粛警察扱いされるのでしょうか?

 でも、自粛を止めたら一気でしたね……。

 下記はの不都合は? 不都合を改善する取り組みだから、表題が何かおかしく感じました。内容は素敵ですが。

 

 夏休みになったので(笑)、ハンナ・スィーガルに戻りました。水を得た魚のようになっています(笑)。

 神経症ではなく、精神病に焦点を当てているので、ここを理解して現場に活かせれば、支援の幅が広がると思われます。

 

クライン派の臨床』ハンナ・スィーガル論文集

H・スィーガル 松木邦裕

10.精神病治療への分析的接近

 〜児が耐え難い不安をもっているとき、彼はそれを母親のなかに投影することによって処理する。

 親の対応は、この不安を認識することと幼児の苦しみを軽くしてやるために必要な事は何でもすることである。幼児は知覚することが彼には耐え難い何かを彼の対象のなかに投影したが、その対象はそれを含み込み、処理することができたとのことである。

 こで彼は彼のもともとの不安だけだけでなく、含み込まれることで緩和された不安をも再びとり入れることができる。不安を含み込み、処理する能力をもつ対象をも彼はとり入れる。

 解する力をもっている内的対象によって不安が含み込まれることは精神の安定性の始まりである。この精神の安定性は二つの源泉から混乱させられよう。幼児が投影する不安に母親が耐えきれないことがあろうし、そのため幼児は彼が投影したものよりもはるかに大きな恐怖の体験をとり入れよう。

 た、それは幼児の空想のもつ過度に破壊的な万能性によっても混乱させられることがある。このモデルでは、分析状況は受け皿containerを供給する。そのセッティングのなかに、患者は彼の耐え難い不安や衝動を投影する。けれども、そのセッティング自体は変化を生み出すことはできない。

 影された部分を理解でき、それに耐えることができる分析家は、うまくいったときにはより理解しやすく、耐えやすくされた投影された要素を含み込んでいると患者が感じる解釈によって対応する。

 こで、患者は含み込むことや理解することができるような患者自身の部分の成長を許容するものであって、彼が同一化できる分析家の機能とともに、より耐えやすくされたこれらの投影された部分を再びとり入れる。