うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

コーヒーと、すりすりと、大阪ミナミ近辺の検査場 陽性率20% 市長「ほとんどが若者」と、【そもそも明治維新が徳川時代の身分制度を破って、人間関係の平等化の方向へ一歩進めてたわけです。その後に、一九四五年以後、現行の憲法や民法が、さらに平等主義を徹底させた。】

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 職員用のレギュラーコーヒーがなくなっていたので来てみると、スーパーのコーヒーはまずいから、今度誰それが豊橋まで行くのでその時に買ってくるとのこと。近くに美味しいコーヒー豆を売っているところがあるのに何でって聞いたら。高いので会計担当の職員に怒られるからと(笑)。会計担当職員さんに頭を下げて(笑)、自分が買ってきました。5,000円も渡してくれたので500g大人買い(笑)してきました。ゆうちゃんも頂いたようで、嬉しそう!

 

 今日は、利用者さんの通院介助で一日が終わりました。

 

  下記のニュースは、東京の感染者数だけがクローズアップされていますが、大阪の状況を見ていたら、どこも検査数が増えれば、それに近い数字が出るかもですね........。ただただ、早い終息を願うばかりです。



  今日も『日本文化のかくれた形』からです。民主主義って言葉はありますが、何が民主主義なのか?自分には実態が見えません。民主主義民主主義っていう奴ほど、逆差別している輩が多い気もしています。

 

1 日本社会・文化の基本的特徴  
加藤周一
 〜古くから日本の「ムラ」の中には、「水平」の人間関係も入っていたわけで、「ムラ」の秩序は、本来、縦と横です。イギリスの社会学者のR・P・ドーアさんが、日本の集団の構造は、全く「垂直」でもなく、全く「水平」でもなくて、「斜めdiagonal」の人間関係だといったことがあります。

 簡単に言えばそういうことになるでしょう。詳しく言えば、「斜め」というよりも、ある面には「垂直」要素があり、ある面には「水平」要素があって、時と場合に応じて、どちらかの要素が強く出てくるということだろうと思います。そういう伝統的な「横」の構造からは平等主義が出て来やすい。

 「自由・平等・博愛」というときの「平等」は、たしかにアメリカ占領軍が、民主主義の原理として強調しました。しかしその前から、日本の集団の中に「水平」要素、一種の潜在的な平等主義がなかったわけではない。これは、おそらく大事な点だろうと思います。

 そもそも明治維新徳川時代身分制度を破って、人間関係の平等化の方向へ一歩進めてたわけです。その後に、一九四五年以後、現行の憲法民法が、さらに平等主義を徹底させた。

 法的にみても平等主義は、だんだんに進んで来たので、占領下でいきなり進んだのではない。第一段落は明治維新、第二段は占領下にはじまった戦後の平等主義、ということになります

 それが徹底したのは、単に占領軍が押しつけたからではなというか、、元来こちら側というか、日本の土壌に平等要素があったからでしょう。〜