うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

今日のうたたねと、雲研究者が本当に伝えたいコトと、コロナ禍で働くということ ~伊藤忠商事 岡藤会長にきく~と、【人間のインスピレーションは、常に“影”の働きによる。“影”アーキタイプスは、活力、創造力などを人間に与えるものであって、“影”を拒否するとパーソナリティがしぼんでしまう。】

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 今日は午前中、講義だったので午後から現場に入りました。

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 皆さん入浴がまだでしたので、すろーじゃむの湯に、男子だけ行きました!ショートの方々は、夕方入りでしたので、うたたねの湯に入られたようです。

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  皆さん大きいお風呂が大好きですが、暑くなってきたので、長湯は禁物ですね!汗が中々ひきません。

 

下記は、少し前のものですが早くアップしたかったので(笑)、アップさせて頂きました。自分も含め、職員さんたちもきれいな空を見たら、ついつい写してみたくなるみたいで、写メをくれます。でも、雲が防災に役立つとは知りませんでした。

 

  自分たちは、在宅では仕事が出来ないので、現場に出るしかありませんし、偉そうかも知れませんが、守りたい方々がいます。自分の需要があるまでは、現場で働き続けたいと思っています。かんがえてみれば、在宅勤務が羨ましいと思ったことはありませんね。パラダイムシフトが起こらないと言った教授は今頃どう思っておられるのでしょうか?


 

   昨日に続き、『日本のかくれた形』からです。あとがきの続きでもあります。

 フロイトといい、ユングといい、執拗さ、粘り強さがなければ、何もなしえないと言うことでしょうか?粘り強いだけが取り柄だと思ってきましたが、フロイトユングを見ていると、まだまだやな!と思ってしまいました.......。

2 ユングアーキタイプ
 は、特に、“影”アーキタイプスの規定を興味深く思う。これは、人間の動物的本性を他のどのアーキタイプスよりも多く含んでいる。

 間は、彼の本性の中の動物的側面を抑圧することによって、自己抑制のある人となるのであるが、同時に、そのことによって、人間の創造性、強いエモーショナルな感情、深い洞察力などの原動力が切断されることになるとユングは考えている。

 リスト教の教えは“影”アーキタイプスを抑圧しすぎる。そのために、キリスト教国の戦争は血なまぐさいのだとスイスの改革派の牧師の息子であるユングがいうのは意味深長である。

 間のインスピレーションは、常に“影”の働きによる。“影”アーキタイプスは、活力、創造力などを人間に与えるものであって、“影”を拒否するとパーソナリティがしぼんでしまう。このように、“影”は動物性とともに活力や創造力の源になるところのアーキタイプスであり、こうしたアーキタイプスが、自我と内界(無意識。領域)とを媒介する機能を果たすというのである。

 れは、“意識”の領域の問題であるが、たとえば、人間の創造性と破壊性、神に従い、他者への愛に自らをささげる可能性をもちつつ、自らの意志で自己中心的に自己を絶対化する(キリスト教でいう罪)、こうした相対立する二つの可能性を内包するものこそ、まさに人間の「自由」だとするキリスト教の人間理解、(たとえばReinhold Nicbuhr:The Navre and Destiny of Man)を考えてみると、それに相呼応するものを、ユングは、無意識の深層における“影”アーキタイプスにとらえているようにも思える。

 ングのパーソナリティの形成にかかわるアーキタイプスのとらえ方は、人間論の問題として重要な洞察を内包しているように思える。