うたた ka-gu’s diary

障がいをお持ちの方の、生活と余暇支援を行っている・NPO法人うたたのブログです

畑のマネキンと、東浩紀「オンラインになれる人が、なれない人に押しつけるリスク」と、【ここで重要なことは、対象関係論の関係は、夢内容から夢現在へ焦点を移し換えたことであり、そのことによって対象に現れる主体の心的外傷後ストレス障害内容ではなく、対象と関係する主体の心的機能を明らかにすることが可能になったということである。】

 

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  先日、通った道にあったものです。元々は、鳥害を防ぐためのマネキンでしたが、いつの間にか、このようなものになっていました。いつの時代も、世を映し出すのは庶民ですね。

 

 下記は、昨夜見させていただいた記事ですが、下の赤字の個所は、今は本当にそうですね。大学院の講義をzoomで受けさせて頂いていますが、世代だけでなく、オンラインで仕事が出来る職業の方と、現場でしかできない仕事をされている方の温度差を感じます。

『~実際ネットさえあれば、仕事も教育も友人関係も維持可能なように見える。 けれどもそれは幻想にすぎない。社会はリアルなインフラがないと回らない。みなが身体的接触を避ければ避けるほど、接触を担わざるをえないひとの負担は増える。~』


 今回も東畑先生からですが、『対象と関係する主体の心的機能』を、一言でいわれていますが(脈絡の中ではありますが)、そこには、色々な防衛機制が働いているので、現場ではその辺を念頭に置いてきちんとした支援方法を考えて行かないといけないですね!

 ~こで重要なことは、対象関係論の関係は、夢内容から夢現在へ焦点を移し換えたことであり、そのことによって対象に現れる主体の心的外傷後ストレス障害内容ではなく、対象と関係する主体の心的機能を明らかにすることが可能になったということである。